この上昇で安いところで買い推奨した225の取引は、今回も勝利確定となりそうなのですが、この動きには100%満足しておりません。
特に連動は薄れているとはいえ、やはりこの円高の影響があるのでしょうが、NYダウの戻りを考えれば23000円付近まで戻ってもおかしくないと思っているのです。
また、先日の21000円付近の時には東証の空売り比率が連日45%越えであり、何故にここで、これ程までの売りが出るのだろうかと疑問に思いました。
最近はCTAの取引が主であり、売買しているのが感情を持たないコンピューターですので、人間には理解できない事をするのかも知れませんが、それにしてもここで45%超えの空売りというのはどう考えれば良いのか少々悩んでしまいます。
余程下げに自信のあるインサイダー的な何かでもない限り、あそこまで強烈に売れるものではないと思っているからです。
まあ、そんな風に考える自分は、やはり人間なのだろうと思うのですが、人間のままの感情で良いのかどうかと、葛藤しながら相場を見ているところです。
ただ、単にこの空売りは愚かな判断であり、踏まれてくれるならば問題はないですし、そうなるのではないかと思っているのですけどね・・・。
CTAがいくら優秀であったとしても、まだまだ判断はこっちが上だと思っているところではあります。
まあ、CTAの方が強い場面もあるのでしょうが、なんだかんだと言っても動かしているのは人間の感情であろうと思うところです。
何故かと言えば、CTAにカネを預けるのは人間だからです。
まあ、いずれ私もCTAに太刀打ち出来ない日が来るかもしれませんが、まだ今のところは大丈夫だと思っているところです。
さて、人間の感情の話になりましたので、もう少しこの感情について話を続けたいと思います。

先週は米国で再度の銃乱射事件がありましたね。
またもや高校生が犠牲になった訳ですが、多数の高校生が銃規制を求めてデモや集会を行い始めており、規制に反対の立場のトランプ大統領も流石に無視できなくなってきているのではないかと思うのです。
米経済は銃乱射が起こるたびに売り上げが伸びる銃器会社が牽引している部分もありますし、米にとっては一大産業です。
その一大産業をサポートしているのが全米ライフル協会ですが、ここは銃器メーカーや銃器販売店などの会員から多額の活動資金を得てロビー活動を活発に行っている全米屈指の圧力団体です。
ここからの多額の献金が、大統領を含めて多くの議員に配られている訳で、それが理由で銃規制が簡単に出来ない訳ですが、育ち過ぎた産業を安易に潰す訳にも行かないという側面もあるのだと思います。
ただ、流石にこれ以上無視すれば、銃による無差別殺人は更に増加して行くでしょうし、そろそろ何かしらの対策を本格的にしなくてはならない局面まで来ていると思うのです。
アメリカは人命より営利を優先する国だとは思いますが、それでも流石に行き過ぎでしょうし、そろそろ流れが変わる可能性もあるのかな?と。
ただ、本当に流れが変わるとなれば、株式市場も大きな変化が起こる可能性はあります。
銃の製造や販売で儲けている企業は沢山ありますからね・・・。
これらの事件で米が変わるのかどうか?
トランプ大統領が真の尊敬される大統領になるためには、絶対に必要な決断ですが、彼にそれが出来るのでしょうか?
まあ、尊敬されると同時に暗殺される可能性もかなり出てきますがね・・・。
もちろん規制の内容にもよりますが、銃規制で米株が大暴落するかと言えば、そこまででは無いと思うところですし、少なくとも全面禁止は出来ないはずなので直ぐにどうという事はないと思っているところです。
ただ、一応そんな懸念はあるんだ位には考えておいて頂ければと思っているところです。
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