NYダウが665ドル安と、大幅な下落で、遂に嵐がやってきましたね。

メンバーには先週、225の買いをお勧めしましたが、米長期金利の急上昇がどうしても気になり、急遽先週金曜日の寄り付きで手仕舞いとし胸を撫で下ろしているところです。

また、材料株もある程度利食いし、整理してもらう事として、メンバーには余裕を持つよう助言いたしましたので、嵐は来ましたが備えは万全といったところです。

嵐と言っても暴落とかではなく、あくまでも調整と考えており、この嵐の間にどう行動するかが問題だと思っているところです。

先週までの段階で弱気だった個人が大分買いに入ってきておりましたし、個人が買ってくるとろくな事にならないなと、改めて思っているところでありますが、この下げを見て個人はどう判断するのでしょうか?

いつも通り強気で買い下がるのか?

それとも投げさせられるのか?

雰囲気的には投げさせられそうであり、粛清相場であろうと予想しているところですが、この下げは間違いなく買いを狙う相場であり、粛清だけは絶対に避けなくてはならないと思っているところです。

ただ、安易に今日の下げを買いに行っては、やはりそれは粛清の対象になるだろうと思いますので、買いのタイミングは慎重に図る必要があると思っているところです。

ところで、メディアを見ているとリーマンショック後最大の下げだとか、何かとんでもない下げが出たような話が出ておりましたが、ベースとなる値段が全然違いますからね・・・。

幅は大きいかも知れませんが、問題は率であり、ダウが2.5%程度下げたからと言ってどうという事もないのです。

まあ、これで下げが終わりとまでは言いませんが、弱気になるような下げではないと思ってよいでしょう。

問題となるのは、あくまでもこの調整がどこまで続くかだけであり、中長期での先行きに変化が起こった訳ではないと考えているところです。

そもそも、今問題になっているのは米長期金利の上昇ですが、景気が良いのに長期金利が上がらない方がおかしかったのです。

やっと正常に金利が上がりだしただけであり、これのどこに問題があるというのでしょうか?

目先としては株から債券への流れが起こるのは当然であり、その動きが急であったことから株はショック安となりましたが、いつまでもそう続くものではないのです。

必ずどこかで落ち着きますし、落ち着けばまた株へと流れが戻るのです。

そうしてシーソーの様にあっちが上がってこっちが上がってとしながら、相場は熟成して行くのです。




ですから、目先としてはショック的な動きが出ているのですが、こういう時こそがチャンスだと思って行動して行けば良いのです。

まあ、今日が買いではありませんけどね。

ただ、銘柄によってはしっかりしているものもありますし、今日の内に買っておいた方が良いかも知れない・・・という銘柄はありますね。

何度も取り上げている2160GNIは再度の700円割れがありましたが、こういう場面は美味しいなと思いますし、他にも色々買いたいと思える押しの入った銘柄はありました。

「上げ続ける相場よりずっといい!」

これが正直な感想であり、この下げはワクワクしながら見ているところです。

より良い銘柄を上手く仕込んで、より大きな利益を手にして頂ければと願っているところです。

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