昨夜の米国株は与野党の合意によって政府機関の閉鎖が解除になるとの報道から急激に上昇した様ですが、米長期金利は3%近くまで上昇しており、普通ならば株から債券への資金の流れが出来るのですけどね・・・。
為替もややドル高になった程度であり、何とも読みが難しいところです。
単に時間差でドル高になって行くのか?
それともこの程度ではドル高にならないのか?
日米欧によってばら撒かれたマネーの量が膨大過ぎるので、その結果がこの読み難さなのだと思います。
普通に考えて3%もの金利があるならば、株というリスク資産よりも金利を求める動きになると見るべきであると思うところですが、それでも固執はせずに見なくてはならないのが相場というものです。
相場の変化は必ずどこかで起こるのですし、臨機応変に対応できるようにしておきたいものです。

ところで、先に述べた政府機関の閉鎖の話ですが、閉鎖になる可能性が伝えられ、同じような質問を多数頂いておりました。
もちろん質問の内容は「大丈夫なのでしょうか?」というものでありましたが、答えは簡単で、単に政治の駆け引きの材料でしかなく、こんなのは全くの茶番であるから、何の心配もないという回答を行っておりました。
自由の女神に入場できないとか、図書館が閉鎖されるだとか、だからどうした?としか言いようがないのです。
なのに株式市場はそれに反応しようとするのですからね・・・。
ですから、こうした材料で売られるような場面があれば、それは買いのチャンスである可能性が高いという場面になるのです。
さて、今日もバイオ中心の相場になりそうですが、昨日一番目立っていたのは材料発表でS高となっていた4563アンジェスですね。
問題は、単純に材料を評価できれば良いのですが、間違いなく大量に持っている筋があり、そこが売りに回ると相場は崩れてしまうのです。
4桁に乗せたいとの思惑はある様ですが、思惑だけで株価が形成出来たら世話はないのです。
まあ、本当に凄い材料ならば、そうした筋の売りがあったとしても、それを飲み込んで大きくなるものですが、それ程の材料とは思えませんし、期待は薄いかと思っているところです。
それでも応援はしております。
援軍を出すつもりはありませんが、こうしてアンジェスが盛り上がってくれれば、推奨しているバイオ株にも好影響があるので、出来る事なら4桁乗せまで行って欲しいなと。
ただ、今朝の動きを見ていると、早速の売り気配であり、今回もダメなのではないかと思っているところでした。
それでもまあ、他のバイオ株に悪影響は与えていないようですし、害がないだけで御の字かな?と。
ただ、意外と早く寄りそうですし、寄った後は意外と面白くなるかもしれませんね。
他のバイオ株のためにも頑張って欲しいと思っています。
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