特に気になっているのは米長期金利の上昇で、2.63%を超えて来ました。
通常ここまで金利が上昇すれば、ドル高で1ドル115円ぐらいまでは円安になる可能性が高いと思うのですが、為替の方は殆ど動きなし・・・。
この不可解な動きに対し、正直どう対応したら良いのかが未だ見えてこないのです。
為替は動いていないが、後から円安になって行くのか?
それとも、それでもこの位の水準に居るのか?

そもそも日本は利上げが出来ない状況ですので、どう考えても円安しかないのですけどね・・・。
本当に読み難くて困っています。
相場というものは分からない事が時々起こるものであり、分からないものが分かると言う事は出来ませんので、今は分からないとしておきますが、重要な事は分からない状況になった時にどう対処するかです。
まあ、実はそれほど難しい事ではなく、分からない時は手を空けて様子を伺えば良いのです。
ハッキリ先行きが見えたならば、そこから動き出しても間に合うのですからね。
毎日毎日全力勝負をする必要はないのです。
これが出来るか出来ないかで、利益を掴める投資家と、掴めない投資家に分かれるのではないかと思っているところです。
さて、急落しているビットコインを中心とした仮想通貨市場ですが、去年までの段階では利益が出ている人が多いのですから、2月の確定申告で税金を払う必要がある人が多く居ると思われます。
ところが、今年は急落で大きな含み損となっているケースが殆どだと思われます。
本来、下げれば売ってしまえば良いと思うのですが、仮想通貨による利益は雑所得であり、損金計上が出来ないために売りを躊躇してしまうケースもある事でしょう。
しかし、税金は払わなくてはならないのですから、お金は用意しなくてはならないという事になります。
仮想通貨投機家の多くは、株にはあまり資金を投じていないと思いますので、それ程株式市場に大きな影響はないと個人的には思っているのですが「仮想通貨の急落が株式市場に影響を与える」との世間一般の考え方は日に日に高まっている様な気はします。
基本的には気にし過ぎだと思うのですが、多くがそう懸念すれば、それは一つの動きを生み出しかねず、実際は問題ないとしても問題となってしまう事もあろうかとは思います。
ただ、こうした懸念から生じる動きと言いますのは、下げている時は「仮想通貨はやばい!」と皆が口を揃えて言う様になるのに、何も解決していないのに騰がり出すと「仮想通貨がやばいとかまだ言ってるの?」となるのが、この相場の世界というものです。
ですから、気にすべき事ではあるが、こだわる事ではない。
そんな風に考えて行けばよろしいかと思います。
とまあ、その様な訳でありますので、気にすべき事と、気にすべきではない事の判別には注意して行って頂ければと思っているところです。
さて、個別銘柄ですが、買っておくべき銘柄に関しては変化はありません。
大きく育つ可能性のある銘柄をしっかりと仕込み、時を待てばそれでよいのです。
ただし、今は決して無理をしない事です。
もしかしたら予想以上の押し目を買えるかも知れませんからね・・・。
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