年初から上昇して24000円手前で揉み合っていた日経平均ですが、米国株高に連れられて24000円を超えてきましたね。

高くて買えないとか、怖くて持ち続けられないとか、色々な相談を受けるのですが、方針は年初に示した通り「買ったら売るな」であり、これを貫いているだけで利益になっている訳です。

また、メンバーには22100円付近で、1570日経レバレッジETFや225先物はここから買いであるという事をレポートしていたのですが、そこから変わらず買いとホールドを推奨し続けております。

これにより、大幅な利益を得ているメンバーも多いと思われますが、今後も利益を膨らませて行く事と思っているところです。

何故に今、この値段においても買いであるのか?

この一番の根拠は3月末には日経平均のEPSが1700円ぐらいを見込んでおり、16倍まで買って行けば27200円であり、今尚割安な水準であるという事です。

ですから、「買ったら売るな」が最善の投資判断であると考えているところなのです。

まあ、怖く感じる水準ではありますし、高い時に買うと嫌な思いをさせられることも多いです。

長年個人投資家の皆さまと交流してきているのですが、いつも思うのは「押した時より上げている時の方が買いたくなる人が多い」という事です。

そして、大抵は押し目で具合が悪くなってしまうのですが、これをどうすれば良いのかと質問を受ける事が多くあります。

多くの場合ですが、高くなったところで全力で買うから問題が起こるので、まずは高くなって買いたくなったら5000株買おうと思っていても1000株だけを打診買いしておくことです。

そして、そのまま上に行ったら諦めて他の銘柄に行けば良いし、下げたら喜んで買い増しすれば良いのです。

全ては大きすぎる欲望がそうさせるのですが、完全に我慢しろと言われて我慢できるほど人間は強くありません。

まあ、何度も失敗を重ねて行く内に上手くできるようになるのですが、上手く行くようになるまではこの様にすると良いと思います。

確かにそのまま行ってしまうケースもあるのですし、何でも我慢すれば良いというものでもありません。

ただ、やはり押す可能性の高い場面では、押し目を待って欲しいと思うところです。

そのまま行ってしまう可能性もあるとしても、思惑が外れて押し目が入る可能性もあるのです。

しかし、その押し目でどう行動するかによって、その結果は大きく変わるのです。

例えば、7726黒田精工ですが、去年の7月から1915円で推奨し、その後2890円まで行きました。

その後予想外の調整で3か月以上お休みとなっておりましたが、この下げは買いであるとして推奨継続し、再度高値に近づいて来ているところです。

時間はかかりましたが「未だ本格的な相場が出てきていないので、このまま終わる事はない」と推奨を継続してきた訳です。

株というものはどうしても思惑とは外れた動きをすることがあるのですが、そうした場面でどんな行動を取るかで勝敗が大きく分かれるのです。




ダメなものならさっさと切って次に行けば良いのですが、良いところは信念で持ち続け、買い増しして行くと良いのです。

まあ、その見極めはかなり難しいのですけどね・・・。

信念を持って対応すべき銘柄と、そうではない銘柄。

この差が判断できるようになると、株の面白さはより増して行くものとなるのです。

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