年前半はそれ程面白くもない相場でありましたし、常に恐怖心を煽られている相場でした。
「ブレグジットで英国が大変な事になって、EUが崩壊する!」
「北朝鮮が核実験!ミサイル実験だ!戦争になる!」
「トランプが大統領になったら大変だ!」
と、掃いて捨てる程の悪材料がありましたし、相場もまたパッとしない日々が続きましたね。
しかし、英国の決断は正しいと思っていましたし、北朝鮮は気にする必要はないとしておりましたし、トランプも別に悪くないんじゃないか?と判断してきました。
そして、年が終わりになって過去を振り返って見れば、
「英国は無事ですし、ロンドン市場は最高値を更新。」
「北朝鮮は相変わらず挑発的ではあるが、戦争にまでは発展せず。」
「トランプはメディアに叩かれるものの、減税策を実現させてNY市場は史上最高値を更新。」
と、皆が考えられなかった結果となっております。
そして、大事な相場観ですが、9月前半に相場の転換を読み取り、とにかく買うべきと、何度も何度も書き続けてきました。
日経平均は20000円割れから23000円近辺まで上昇してきた訳で、これも予想通りとなった訳です。
まあ、正直にいうと、年末はもう少し伸びるだろうと思っておりましたので、少々物足りないと言えば物足りないのですが、多くの個人投資家は売り越ししたのが2017年でありますから、私に煽られて買えたメンバーの大多数は勝ち組だろうと思っているところです。
さて、来年は如何な相場になりますでしょうか?
ここで、今朝メンバーにも向けた簡単且つ、重要な方針を一つ明らかにします。
来年は「買ったら売るな、下げたら喜べ」です。

分かりやすく説明しますと「余裕を持ってある程度を買い、もし買ったあとに下げるようなら、そこは喜んで買い増しをしてください」いう意味です。
まあ、これが当面の必勝法ですから、勝ちたいと思うならば上手く実践してみてください。
来年は大化け銘柄も出せると思いますし、大きな利益を得られる年になると期待しているのですが、この基本方針を基に、良き銘柄を選べたならばという事になります。
メンバーから銘柄相談をよく受けるのですが、なぜこの銘柄を選んだのだろうか?と、疑問に思うような銘柄が結構あります。
まあ、なぜかそうした銘柄がある日突然買われたりすることもありますが、多くは悲しい状態が続きます。
仕手株と呼ばれるような銘柄は、何故に?というものが多いので、その時点ではあり得ないと思っていても、それが買われる事はあります。
しかし、買われる可能性を知って持っているのと、知らずに持っているのでは精神的余裕が違います。
私も、何故に?という銘柄を出すこともありますが、決して闇雲に提案している訳ではないので、そこには決定的な差があると言ってよいと思います。
やはり、どうせ買うなら買われる可能性が高い銘柄を買いたいですし、そうした銘柄を選択すべきだと思うのです。
という訳で、今年もご愛読いただきまして、本当にありがとうございました。
また来年も良い相場観を提供し、一人でも多くの投資家の方に喜んで頂けるように精進して参りたいと思っております。
どうか、皆さまも良いお年をお迎えください。
では、また来年お会いしましょう。
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