225は予想には届きませんでしたが、現時点でもそこそこの含み益がある状態でありますので、さしたる問題はありませんし、現時点で騰がっていなければ、先々その上昇を得られるチャンスが残っていると考える事も出来ますので、それはそれで良いという事になるでしょう。
少し前に流行った言葉で「伸びしろ」と言うものがありましたが、今の状態は正にそんな感じではなかろうかと思っているところです。

ただ、停滞しているのは日経平均や東証一部の銘柄であり、新興市場を中心に売買は活発になってきておりますね。
これは、長く弱気を継続して来た個人投資家の行動に変化が現れてきた証拠かもしれません。
何処まで続くかは分かりませんが、やっと強気になったのかな?と、思いながら見ているところでした。
遅いと言えば遅いのですが、売るよりはマシだなと思っているところです。
ただ、やはり不安になるのは相場の行き詰まりです。
未だ動き出したばかりですから、とりあえずは問題ないのですが、個人が買いで強気になってきますと、どうしても相場は天井を打つ可能性が高まります。
今までは個人が弱気だったので、下げようが停滞しようが強気で居られたのですが、これからはそうも行かなくなるかも知れません。
まあ、この強気がどこまで続くのかは分かりませんし、意外とあっさり抜けて終わるかも知れませんけどね。
この辺は様子を見ながらの判断になりますし、現時点で予想できることではありませんが、個人の売買動向には外資の売買動向同様に注目して行くべきでしょう。
材料株は予想通りに面白くなってきているので、何の不満もありませんし、この調子で新年を迎えられればなと、思っているところです。
ところで、株式の売買代金が低下しており、商いが低調な日が年間を通じて多くなったと感じているのですが、この傾向は世界中で共通の出来事の様ですね。
超低金利に支えられ、無難な株価上昇が続く国が多く、売り仕掛けを得意とするヘッジファンドが鳴りを潜めてしまっているので、商いが膨らみ難いと言われておりますし、直ぐに銘柄を入れ替えるアクティブ運用をするファンドよりも、銘柄を長期保有するファンドが増えていたり、年金資金が株式に流入して居たりすることが、この商い低下につながっている様です。
良い事なのか悪い事なのかの判断はつきませんが、株価は上がり続ける事は不可能であり、いつかは下落に転じます。
その時に年金資金がどうなるのか?
我々の年金・・・なんて狭い言い方はしません。
世界中の年金が、一体どうなるのか?
これが、いずれ世界が直面する恐怖だと思うところです。
まあ、現時点では年金は玉を沈めて行っており、株式市場にとってはいいお客さんですが、株と言うものは買われたらいつかは売られるものですからね・・・。
状況を日本に絞ってみると、更に日銀も株を買って沈めて行っておりますので、これはもう売買代金は落ちて当然としか言いようがありません。
この低商いの中で、今後株がどう推移して行くのか?
あらゆるところに目を配り、より良い情報をお届けし続けていければと願っているところです。
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