取引は29日まであるのですが、我々投資家が一番気にしなくてはならないのは年内最終受渡日である明日26日です。
今年は利益を得た投資家が多かったはずで、含み損で見込みの薄い銘柄を処分して節税したいと考えれば、この26日中に行わなくてはなりません。
ですから、どうしても26日までは売りが多く出される可能性があるのです。
これが12月相場が盛り上がらなかった最大の要因だと思いますが、それもまあ明日までという事になる訳です。
ただ、売買動向を見ておりますと、個人投資家は今年に入って5兆円以上も売り越しているのです。
これだけ上昇し、儲かる相場であったのにも関わらず、5兆円もの売り越しですからね・・・。
逃した獲物は大きかったのではないかと思うところです。
また、買いに入ったとしても、その時期が遅かった場合は、この停滞でイライラさせられたかも知れませんし、苦難の年だったのかも知れません。
また、現在の株価は調整中とはいえ高値圏ですし、数年前から参加している投資家にとっては悪夢の年越しが記憶に新しいところでしょう。
あれは去年の年明けから相場ですが、前年の大納会で安倍首相が来年も株は高いとか、そんな強気の演説をしたのですが、大発会は急落でのスタートとなり、2月も急落で、年後半までつまらない相場が続く結果になりました。
そうした記憶がありますので、どうしても年明けが怖いという事になるのですが、あの時と今とでは環境が全く違いますので、今はそこまで心配をする必要はないと思います。

ただ、相場が荒れる可能性はゼロではないのです。
例えば、ここ数日でビットコインが暴落しており、高値からは既に4割以上の下げとなりました。
レバレッジ取引を行っていれば、間違いなく即死の状態であり、最悪としか言いようがないです。
ビットコイン先物がNY市場に上場しており、これを機に売り仕掛けが行われる可能性を懸念していたのですが、その懸念は本物となってしまったのです。
本来、ビットコインはアングラマネーや、ギャンブル目的のカネが集まるところであり、暴落しようが関係のない世界であったのですが、今や日本でも100万人ほどの人が売買しているそうですし、株式市場のカネとは違う種とは言え、それなりに影響はしてくる可能性はあるという事です。
また、先物市場は株式市場に直結しておりますので、場合によっては損失補てんの売りが出る可能性もある訳です。
影響の程が読み難いのですが、株式市場を今荒らすとすればビットコインかな?と思っているところです。
後は北朝鮮が騒いでおりますが、それだけ追い詰められたという事であり、これを不安視する向きもありますが、泣きを入れるしか手段は残されていないのが現状です。
目的は単に体制維持でしかなく、体制を維持できないなら玉砕!は、無いのです。
洗脳された人民はどうだか知りませんが、幹部連中の頭にあるのは「死にたくない」の一言だけでしょう。
現時点でも軍からの脱北者が出ているのですし、本当に戦争になったら戦うどころか逃げ出す兵士の方が多いのではないかと思います。
まあ、逃げれば後ろから撃たれるのが軍の世界ですから、そういう恐怖で戦わされるのであろうとは思うのですが、それにしてもまともな戦争になるはずがありません。
そもそも制空権を確保できずに現代の戦争に勝利するなど不可能でありますし、その辺を一番よく知っているのは当の北朝鮮だと思っているところであり、現時点で出来るのは、強がって挑発し続けるか、謝るかでしかないと思っているところです。
ですから、一時はマスコミに煽られたりもするかも知れませんが、そうした場面があれば買いになると考えておけば良いと思っているところです。
さて、今日は新しく銘柄を推奨しました。(ヒントは39・・)
独自技術に強みがあり、今後注目されて行く銘柄になるだろうと考えているところです。
株価は1年以上ボックスで、しかも安いところに居ます。
直ぐに動き出すかは分かりませんが、新春相場辺りから面白くなるのではないかと予想しているところです。
大人しい内にコツコツ拾って、新春のお楽しみとして頂ければと思っています。
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