米国株高に支えられ、どんどん値上がりしておりますね。
相変わらず個人投資家は売り姿勢であり、このまま売り続ければ、いつかは勝つと思いますが、勝つ前に死んでしまうのではないかと危惧しているところです。
過去に知り合いの、そこそこの大口投資家が居まして「この相場は異常だ!必ず下がる!」と言って売っていたのですが、カネを入れても入れても追証に追われ、1年後には全財産がなくなってしまいました。
結局最後は踏まれて終わったのですが、それからしばらくして相場は下落に転じ、その投資家が売った値段よりも大幅に下げました。
この投資家の考えは正しかったと言えるのですが、時期が読めなかったために敗退してしまったという訳です。
今の相場を見ていると、その時の事をよく思い出してしまうのですが、こんなことを見てきている事もあり「相場は壊れるまでは売るな」という格言を勝手に作って、心にしまっているのが私であります。

何度か書いてきている事ですが、相場は壊れてから売るのが美味しいのです。
多くの信用買いが溜まって、回転が利かなくなって、多くの投資家が含み損を抱え、にっちもさっちも行かなくなって、そこに売り浴びせられて投げが誘われる。
終いには追証で投げざるを得なくなる。
この段階まで来ると、売りが美味しいのです。
昔出会った売り屋の投資家は、もう本当にどうにもならない程に下がってから売ると言っていました。
すっ高値をあえて買いに行く投資家の逆をやるのですが、ここまで行くと野生の勘も必要な気がしますが、買いと違って売りの場合は強制的な部分がありますので、熱狂で買いに行っているのとはまた違うものであるのです。
ですから、にわか投資家が、上げは買いで取って、下げは売りで取ろうと安易に考えるのですが、背景にあるものは全く違うのです。
これが分からないで、安易に往復で取ろうなんて考えるのですから、それはもうやられて当然と言っても良いです。
中には上手くやる投資家もいるのでしょうけれども、多くは失敗します。
売りと買いの違いの真実を探れば探るほど、そういう行動は出来なくなると思うのですけどね。
ですから、買いなら買い、売りなら売りとして一刀で行動して行く方が良いのです。
まあ、ここからの相場は本当に未知の領域であり、何が起こるか分からない相場だと思います。
もう終わりと言えば、もう終わりであり、ここからだと言えばここからにもなる相場なのです。
まあ、個人が買っていないので、ここからの相場になる可能性の方が高そうな気はするのですけどね・・・。
ただ、あくまでも臨機応変ですし、主力は材料株にして行くべきだと思っているところです。
近い内に、また何か新規で材料株を推奨して行くと思いますし、見えてきたものがあればレポートして行きます。
ちなみにですが、このブログでもご紹介した銘柄で、良い買い場になって来たものがありますね。
見逃さずに拾っておくと良いかと思います。
チャートをよく見て、買いを入れて行って頂ければと思っているところです。
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