個人投資家の多くはこの上昇に懐疑的でありますが、プロの話を聞いていても皆慎重であり、誰もがビクビクしながら見ているのが今の相場であります。
そんな中で強気なのが、引き続き外資と日銀です。
特に外資の強気は相当なものだと思われ、ここまで来ても買って来ているのは明らかであり、未だ上値を見ているのだろうと思うところです。
また、日銀は押し目があれば買う姿勢の様で、今週は月、火と連続でETFを買い入れしておりました。
これにやられたのが個人投資家で、色々な証券会社で踏まれた客の話を聞かされましたが、売りたい気持ちも分からなくもないし、その銘柄なら売りたくなるよな・・・と思う話もありました。
特に印象深かったのは、私の推奨銘柄であった6504冨士電機を空売りで踏まれた投資家の話でした。
「二流の電機株がこんなに上昇するはずがない。」
700円台が近づくにつれてそう考えたのだと思いますが、これを空売りし、好決算に反応した株価に踏まれたのです。
我々が利食いしているところで大損して買戻し・・・。
私のレポートを読んでいれば、少なくとも空売りなんてせずに済んだのではないかと思うのですが、やはり二流と思ってなめたのだろうと思うところであり、残念な話でした。
今の兜町では、証券マンの多くは空売りの踏み上げで被った損失の回収作業に追われており、暴落で追証の回収をしている時よりはマシですが、結構忙しそうです。
昔に比べてやり易くなったとはいえ、買いに比べれば少ないのが空売りですから、そういう意味では未だ良いのだろうと思いますが、何にしても個人投資家がやられている話を聞くのはあまり嬉しいものではありません。
今後の相場ですが、個人が買いでやられる相場になるまでは、この上昇は続く可能性があると見ており、先は長い可能性がありますが、大分踏まれている話が増えておりますので、目先としてはそろそろ一服ではないかな?とは思っています。
ただ、一服であり、本格的反落ではないと思っています。
ですから、これを売りサインと考えないで頂きたいなと思っているところです。
しかしまあ、この踏み上げの原因は、どう考えても日銀の買いなのです。
これが一部に買い安心感を与えているのは間違いない事実であり、空売り投資家は同胞に殺されている様なものでありますから、本当にいたたまれないですね。
どうせ戦うなら外資と戦えば良いと思うところですが、そんな事は微塵も考えないのでしょうね・・・。
では、どうやって戦うかでありますが、外資が買っているなら、一緒に買って行けば良いのです。
そして、外資が売り抜ける前に売り抜ければいいのです。買い手を失った外資は損失覚悟で売らざるを得なくなる。
これこそが勝利であり、目指すべきはここだと思うところです。
ただ、現状では完全に外資のエサでしかありませんけどね・・・。

エサから脱却できる日が来るのかどうかは分かりませんが、少なくともメンバーはエサではないと言えます。
エサとなるのではなく、捕食する立場になりたいですよね。
さて、今日はちょっと冒険になりますが、夢のある銘柄をメンバーに推奨したいと考えております。
最近は銘柄を出すと、直ぐに上昇してしまうケースが多いので、推奨方法を色々と考えていたのですが、面白そうな銘柄を三つまとめて推奨し、資金の分散を図ろうと思っているところです。
ややリスク高めの銘柄ですが、倍増以上が狙える可能性のある銘柄ですので、少しだけでも仕込んで行っても良いのではないかと考えているところです。
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