外資が買い越しを続ける中、個人は相変わらず買えていないみたいですね。

メンバーはレポート通りに強気を維持しているとすれば、皆買っている事になるはずですが、もしかしたら若干は売っている方も居られるのかも知れません。

正直、空売りしたくなる気持ちも理解できますからね・・・。

ただ、世の個人投資家の売り比率から言えば、僅かでしかないと思いますし、頂くお便りから推測して、多くのメンバーは上手く利益を出して行っているのだろうと思われます。

さて、昨日のメンバーレポートにも書いた話題ですが、今日は日経新聞に日銀が買ってこない話が出ておりました。

値段が騰がり続けているところで買う訳にも行かないという事でありましたが、スポットを当てていたのは日銀が相場を支えているので、今後これが減額されたら相場が持ちこたえられないのではないかという懸念の様な記事でありました。

まあ、言いたいことも分からなくはないのですが、果たして外資は日銀に期待して日本株を買ってきているのでしょうか?

答えはNOだと思います。

外資がここへ来て買っているのは、自民党勝利による安定政権への期待もあろうかと思いますが、基本的には業績期待なのです。

日経一面トップの記事を見ても分かりますが、上場160社が上方修正を出し、ソニーは20年ぶり最高益となっているのです。

日産の問題や、神戸鋼の問題に加え、スバルも無資格検査と伝えられ、品質の信頼を揺るがしそうな悪材料もありますが、全体にとってはそれ程問題ではないと思っているところです。

考えるべきことは、何故にここで外資が買い越しをしてきているのか?であり、日銀が買ってこないだとか、今後の日銀の政策が心配だとか、そんなところに目を向けていてはいけないのだと思うのです。

また、個人が何故に買いに来ないのかにも注目すべきですが、恐らくはまだこの相場の変化に対応出来ていないのでしょう。

そして、この対応が出来ていない内は、相場の天井は訪れないのです。

ここから私が特に注目して行くのは、世間一般の個人投資家の買い越しの度合いであり、これを見ながら天井を探って行こうと思っているところです。




多くの個人が強気になったら相場は終わりが近い。

ですから、あなたがもしもこの相場で儲けたいと思っているならば、決断は早い方が良いです。

多くの個人が上昇に懐疑的な内に行動しなければ、勝利はないと思ってください。

まあ、目先我慢が出来るならば、いずれ相場が崩壊するので、その時から売っても良いですけどね。

1週間後、1か月後、1年後・・・。

そのタイミングが何時になるのかは私も全く分かりませんが、恐らくは個人の売買動向がそれを教えてくれるものと思っているところです。

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