「相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく。」

ジョン・テンプルトンの有名な相場格言ですが、今の東京株式市場は何処に当たるのでしょうか?との質問があり、少しゆっくりと考えてみました。




とりあえず、楽観は何処にも見られませんので、楽観ではありませんね。
では懐疑の中で育っているのであろうか?

一見、懐疑の中で育っている様にも見えるのですが、実はまだ悲観の中で生まれたばかりなのではないか?

そんな風にも思えているところです。

昨日で16連騰となった日経平均ですが、買っているのが外資であり、外資にとっては懐疑の中で育っている最中かも知れませんが、個人投資家の多くはこの上昇に悲観的であり、多くは株を手放し、酷いと空売りで儲けようとして踏まれている始末です。

総合的に考えると、今の相場は悲観の中で生まれて、懐疑の中で育つに移行する場面であろうか?と、思うところです。

過去のブログを見て頂ければ分かると思いますが、私はずっと強気でこの相場を見てきました。

今からすれば随分と安いところから「売るべきではないし、空売りなんてもっての外」だと、何度も書き続けてきました。

その方針を基に売買の助言をしておりますのでメンバーは、買いで利益を得ている状態だと思います。

個別の情報も確かに重要であると思うのですが、方針が間違っていればどうにもしようがないのです。

今は日経平均が中心の相場であり、多くの予想を覆して連騰記録を伸ばし、今日で17連騰となりそうな勢いですが、私にとっては全く不思議ではない結果であり、このまま20連騰でも30連騰でも問題ないと思っています。

まあ、どこかで下落してくれた方が良いとは思いますが、そうなる必要はないのです。

今の下落予想を見聞きしていると、単に自身の希望でしかなく、それは本当に予想なの?と思えるようなものが多いです。

結局、売っている個人投資家が多すぎるのだと思いますが、この売っている個人が買いに回るまでは相場は懐疑の中で育って行くのだろうと思っているところです。

さて、注目の材料株でありますが、先週から推奨している某銘柄があります。(ヒントは21・・)

昨日は同社の所属するセクターでは上昇している銘柄が多かったのですが、反落でありました。

しかも何だか奇妙な売りで・・・。

不安に思ったメンバーからは「大丈夫でしょうか?」と問い合わせもありましたが、「何の問題もない」と回答致しました。

問題ないどころか逆に楽しみになって来たと思っているところです。

そもそもが押し目買い方針であり、こうした押し目がないと美味しくないのです。

しかも、この押し目は意図的に作られている可能性がかなり高いのです。

あくまでも見た印象ですが、こういう売られ方をしている銘柄は、非常に面白くなる事が多いです。

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