アナリストの相場予想が強気一色になってきましたね。

先週までは19500円予想だったのですが、今週になったら21000円予想です。

まあ、既に20800円ですから、強気と言っても大した強気ではないので、特に警戒するほどではないのですが、先週までの弱気予想も手伝って、個人投資家は空売りを増やして来たのだと思うと、本当に残念です。

私の方針は何度も申し上げてきておりますが、あくまでも強気で「押したら買う」所謂押し目買いスタンスでありました。

怖ければ手放しても良いが、空売りだけはしてはいけない相場だと、何度も書いてきました。

「北朝鮮が・・・」とか「もう割安ではない」とか、株を売る理由を探せばいくつか見つかると言えますが「怖ければ手を空けておけば?」という程度であり、空売りで利益を得ようなどと考えるのは、明らかに行き過ぎだと思うのです。

この程度の恐怖で、しかもこの相場で売りで取ろうというのは、どう考えても安易な発想であると思うのです。

何度も書いてきておりますが、買いと、空売りは、単純に真逆の行いではないのです。

説明すると長くなりますし、今までも何度か書いてきている題材ですので、今日は精神面に絞って考えてみましょう。


買いとは、上昇に賭ける訳ですが、他の見方をすれば「発展」に賭けている訳です。

一方売りは、下落に賭ける訳ですが、他の見方をすれば「没落」に賭けている訳です。


両社の違いは述べるまでもありませんが「ポジティブ思考」と「ネガティブ思考」です。

一方は良いところを探し、一方は悪いところを探す訳です。


これは同じ人間の心で簡単に出来るものではありません。


異なる精神状態の売買を同時にこなすというのは、実は非常に難しいものであるのですが、これを多くの個人投資家が分かっていないのです。




正しい投資というのは、日々「買えるものはないか?」と探し続けるか「日々売るものはないか?」と探し続ける事なのです。

そう、私は空売りがダメだと言っているのではなく「マインドはどちらかにしなさいよ」と言っているのです。

おそらく、現時点でも空売りで取れると思います。

ただ、時期は早すぎるのではないかと思うのですよね。

売りでほぼ確実に取れる時は、自民党が勝利し、消費税増税が実行される時でしょう。

買い専門の私ですが、この時ばかりは売りも考えるかも知れません。

増税で、間違いなく個人消費が壊滅的ダメージを受けますので、流石にこれを売りで取らない手はありませんからね。

まあ、他の政策が上手く行って、個人消費がダメージを受けないとか、何か状況が変われば別ですけどね・・・。

さて、とにかく政治は酷いし、個人投資家の売買も酷いと思うのですが、考えを正せばちゃんとやって行けると思うのです。

政治は私に手出しできる分野ではありませんが、株に関しては何とかできると思います。

例えば、8月末に4380円で推奨した6899ASTIですが、昨日は上方修正を発表して5550円まで上昇して来ました。

時間はかかるがじっくり上昇して行くと見ているとの見立てで推奨しており、正にそんな感じの上昇であったのですが、この上方修正を機に一気に盛り上がってきたところです。

メンバーサイト内のコメントです。(一部モザイクあり)




ただ、少し気になるのは昨日は発表前に買われておりますし、織り込み済みになってもおかしくない状態であると思うのです。

率は凄いですが、額が小さいですし、果たしてどこまでこの材料で上昇出来るのか・・・。

一つ忘れてはいけないのは、同社の将来性に着目したファンドがコツコツ買い増しを続けている点です。

私が注目したのは、このファンドが買ってきているとの話を掴んだからでもありますし、ここが買い増しを続けているならば、それを崩すほどの売りが出ない限りは問題ないとも言えるのです。

まあ、いずれにしてもここからの私の指示は様子見であり、売買のポイントは既にメンバーにお伝えしておりますので、その方針で売買して行って頂ければと思っているところです。

ちなみにですが、この他にもこのファンドがコツコツ集めている銘柄があります。

銘柄は5388クニミネです。

今は何処で売ろうかと考えるより、期待できる銘柄を買って行って頂ければと思っています。

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