単に1000株単位が100株単位になり、株価が10倍になって、持ち株が10分の1になっただけなのですが、流動性の向上という意味ではプラスであると思いますが、実はこれ非常に大きな問題が起こる原因でもあるのです。
全ての単位変更銘柄に単純に当てはまる訳ではありませんが、例えば50円の株があったとします。
これは赤字で「上場継続の疑義」が付いているとします。
これが上場廃止となれば、空売りをしていれば最大49円幅で利益が出るのですが、売買単位の変更により500円となっていれば、499円幅で利益が得られるのです。
同じ額を売っていれば、共に得られる利益は同じと言えますが、売る時点では上場廃止が発表されるかどうかは分からないのです。
ここで働くのが人間の心理でありますが、50円から空売りはやり難いが、500円からの空売りは心理的にはやり易いのです。
ですから、売買単位が変更されたところから売られる銘柄は意外と多いのです。
特に低位株の場合に多くみられますが、本当に迷惑な話であります。
業績が良いところは、流動性の上昇で株価が上昇する例もあるのですが、特にボロ株の場合はご注意ください。
後、今日から週末にかけての注目点は、ディーラーがほぼ不在という事です。
これは9月末の決算を迎えるにあたり、下手に大損などが出たりすると、決算がエライ事になるので、この3日間は出社すらできないディーラーもいる位です。
ですから、ディーラーと遊びに行くなら今日からという事になります。
暇しているディーラーが多いので、お知り合いがいれば飲みにでも誘ってあげてください。
まあ、これが相場にどこまで影響するかは分かりませんが、大引けにかけての大量成り行き売買が少ないとか、見た目的にはちょっと違う3日間という事になろうかと思うところです。

さて、先日ご紹介した6269三井海洋開発ですが、じりじり上昇してきておりますね。
小幅の上昇を続けているので目立ちはしませんが、こういう株が一番騰がったりするものです。
日々で見て行くと大したことがないのですが、週単位、月単位で見ると、とんでもない結果になっている事もあります。
恐らく、同社株もそうしたとんでもない銘柄に育つのではないかと期待しているところです。
勿論、これは現在進行形の推奨銘柄です。
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