ここ何回かのレポートで、個人がドル売りをしているとか、20000円が天上だと考えているだとか、危なっかしい行動をしているというお話をしてきました。
そして、こういう慢心は負けにつながるともお伝えいたしました。
そして現れたのか昨日の急騰です。
まあ、引き金を引いたのは政府で、解散が最大の材料ではあったのですけどね。
「上げ賛成で、空売りはするな」と、何度も何度も言い続けて来たのですが、やってしまっていた方は本当に残念ですね。
政府は株価を上げたいのですし、とにかくマイナスになるような事はしないのです。
マイナスにしてしまう事はあっても、しない様に心がけているはずですからね。
ですから、政治情勢的に見れば、この解散は当然であり、読めていて当たり前なのです。
ですが、正直私はここまで読んでいませんでした。
それは単純に、株価を大きく下げる様な材料には敏感に反応する必要があるが、上げる話にはそこそこで良いからです。
そもそも上げ賛成で、上げれば儲かるポジションをお勧めしているので、好材料は出てから対応しても間に合うのです。
ですから、上げる材料は血眼になって探す必要がないのです。
一番注意を向けるべきは、メンバー利益を奪う可能性のある「下げ材料」であり、これだけは絶対に見逃さないつもりで全神経を傾けているところです。
反対に売りで取ろうという空売り投資家は、私と全く逆を行かなくてはならないのです。
株価を押し上げる材料がどこからか出てこないか・・・。
「上げ材料」に全神経を傾ける必要があるのです。
もし、私が空売り投資をお勧めしているならば、間違いなく解散は警戒要素に入っていたはずですし、見つけ出して手仕舞いするなり、警戒を強めるなりしていたでしょう。
空売りで儲けようと思うならば、その位やれなくてはだめだと思うのです。
「20000円は簡単には超えないだろうから売り」
この程度の考えで空売りなんて、はっきり言って甘いです。
先日ブログでも書きましたが、買いなら買い、売りなら売りと、自分のスタンスを明確に決めるべきです。
「買いでも、売りでも儲けたい!」こんな需要が投資顧問にあるのは百も承知ですが、私は買い屋なので空売りの推奨は殆どしません。
上がりそうなら買い、下がりそうなら空売り。
このような、甘い考えだからやられるのです。

売りでも、買いでもどちらでもいいから、とにかく真剣にそれを考えなくては、株で利益は得られない。
そう心に刻んで一刀を極めることをお勧めしたいです。
(「一刀を極める」 ⇒ http://ssoubakan.com/blog-entry-2623.html)
今回の上昇で、多くの個人投資家が踏まれているでしょうが、これで退場でないならば、この考えを改めて、また次の勝負に挑んで行って頂ければ、勝利へ近づけるのではないかと思います。
さて、今日は昨日の反動もあって安く始まりそうな東京株式市場でありますが、この安いところは買いでしょうか?
色々意見があろうかと思いますが、大事なのは・・・。
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