野党がギャーギャー騒いでいますが、与党としては勝てるところで解散して選挙をするのは戦略的には当然の事でしょう。
まあ、選挙を前倒しすれば余計なカネがかかるのですから、国民にとってはマイナスでしかありませんけどね・・・。
おまけに今度の選挙で消費税増税を2019年に行う事が明記されそうで、これで個人消費は壊滅だなと思うところです。
プライマリーバランスの健全化という愚かな思想によって8%に引き上げられた消費税率でありますが、これによって明らかに個人消費は大きく冷え込み、景気拡大の腰骨を折ったのですが、10%に上げれば両足が動かなくなる可能性が高いでしょう。
後は大企業に頑張ってもらって、輸出で稼いでもらうしかない悲惨な経済環境しか見えません。
まあ、消費税以上に公共事業を増やしてくれるならば、それはそれで何か新しい道がありそうな気もしなくもないのですが、膨張する医療費にばかりカネが使われて行くのは高齢化社会では避けようがないでしょうから、期待は薄いと言わざるを得ません。
消費税増税は学費の無償化に使うとか言っていますし、それはそれで良い事だとは思いますが、これが景気を押し上げる政策とまでは思えません。
とりあえず、どんな愚かな政策を掲げようとも、愚か者の集まりでしかない民進党にはなす術はありませんし、負けるはずのない選挙です。
そもそも民進党も消費税増税には条件付きで賛成であり、もはや避けようがないという事になりますので、19年の増税は99%決まったかなと思うところです。
という事は、景気は崩壊する訳ですから、それまでの間に儲けて空売りの準備をしておけばいいのです。
実に簡単な相場であり、後2年は儲けられるなと、目論んでいるところですが、それでも慢心は禁物であり、常に変化には目を配るべきです。
断言しておきますが、消費税を上げたら日本経済の終わりの始まりです。
倹約家が多く貯蓄が好きな日本人には消費税という税はあまり合っていません。

ですから、流石の首相も、この位の事に気が付く可能性はあるのです。
もし、1%位の可能性で、この事実に気が付けば、2年後の姿は変わっている可能性があります。
変わっていて欲しいですが、おそらくは無理でしょうね。
ですから、このシナリオで、儲かる事だけを考えて行動して行けば良いのですが、このシナリオが99%だとしても、観察眼は常に50%でしか見て行きません。
相場で失敗する人の多くは、思い込みが激しいか、愚かか、運が悪いかです。
とにかく、何が起ころうと冷静に分析し、予想と違う事が起こったならば、直ぐに考えを改める事です。
相場において、過去に起こった事がもう一度起こるような事はありません。
似たような事はよく起こりますが、全く同じことは起こらないのです。
ですから、参考にはなっても、答えにはならないのです。
常に新鮮に、なんでも理解して、直ぐに自分の考えを適時調整できる。
そんな柔軟な投資家だけが今後生き残って行くのではないかと考えている秋色感じる今日この頃です。
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