何とも読み難い相場ですね。

企業業績は良いですし、買われても良い状態なのですが、北朝鮮問題や、頻発するテロ、そして日米共に酷い政治・・・。

これに加えてヘッジファンドの巨額円売りポジションと来れば、いくら企業業績が良くても買えないという事になってしまいますね。

企業業績的にはどう考えても買いなのですが、これではどうしようもないと言わざるを得ません。

こういう相場は、一度投げさせられるような相場が出た方が整理がつくので、どうせならばそういう場面が出れば良いとさえ思っているところです。

しかしまあ、とにかく政治が酷いのですが、足元では民主党が総裁選をやっておりますね。

枝野氏と前原氏の戦いの様ですが、どちらも民主党をぐちゃぐちゃにしたB級戦犯でしょう。

A級戦犯はもちろん菅氏と鳩山氏でありますが、いずれも落選と引退という形で議員資格を失っております。

私に言わせれば、B級も議員で居る事自体が恥とも思えますし、潔く引退が妥当だろうと思うところです。

このままどちらが勝ったとしても、民主党は分裂するでしょうし、B級もこれでA級へ格上げで、最終的には議員資格を失う結果になるのではないかと思うところです。

ぐちゃぐちゃなのは自民党だけでなく、民主党もこれですからね・・・。

今後の政治を考えると、本当に恐ろしくなります。

連日トランプ大統領の失言だとか、反対派のデモだとか、そんな報道ばかりでありますが、他国の事を笑っている場合ではありません。

今は企業業績が良いから、まだなんとかなっているのですが、これが悪化し始めたら目も当てられない様な相場になりかねませんからね。

ところで、相場の世界に政治がどれ程影響しているかですが、例えば今はEV関連が湧いておりますが、これは欧州が政治主導でEV推進を打ち出した影響が大きいと考えております。

日米は燃料自動車を一生懸命作っているので、なかなかEVにとは言えないのですが、もはやこの流れは止めようがないと思います。

ではEVがエコなのか?と聞かれれば、多分エコではありません。

専門家ではないので、細かいところまでは分かりませんが、EVとはどこかで作った電気エネルギーを蓄えて動力として使うものなので、どうしても電気エネルギーは運んでいる途中でなくなってしまう分があるのです。




それに比べてガソリンなどの燃料は、その場でエネルギーに替えるのでエネルギー効率はとても良いのです。

ですから、EVが主流になれば、発電所が足りないとかで、再度原発が推進される可能性もありますし、そこら中に太陽パネルが設置され、反射熱でヒートアイランドがあちこちにできてしまう可能性もあるのです。

さて、この政治主導でのEV化ですが、主導しているのは欧州でありますが、現行の自動車を主力にしているドイツはEV推進ではありません。

やはり、現行の自動車を作っている国にとってはマイナス材料となりかねないのです。

部品メーカーも多くが要らなくなりますし、自動車産業を抱える国はEV宣言し難いという事になります。

という事は、日本にとってもマイナス材料となりかねないのですが、株式で利益を得ようと思うならば、恩恵を受けるところだけをピンポイントで買えば良いだけですので、特に気にする必要はありません。

EV関連銘柄で私が推奨しているのは4080田中化学を中心とした電池関連企業ですが、既に推奨から2倍増を達成しております。

ここから田中を買えとまでは言いませんが、それでも田中はまだまだ上値があるのではないかと予想しているところですので、買いたければ買っても良いと思いますが、今の一番お勧めはこれではありません。

という訳でありまして、政治が酷い状態で、本当に困った相場ではありますが、やってやれない事はない相場です。

良い銘柄を見つけて行って頂ければと願っているところです。

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