安倍政権の内閣改造が行われ、いくつかの問題ポストが刷新されましたね。

ただ、唸るような新しさと言いますか、斬新さと言いますか、まあとにかくどうでもいいような内閣改造でありますね。

自民党も人手不足なのかなと、一言で感想を述べるならこうとしか言いようがありません。

昨夜はニュース速報で野田聖子氏が総務大臣という事が報じられておりましたが、そこまでするような内容か?と思いましたし、そうなったからどうだっていうんだ?とも思いました。

人気を取りたいならば、小泉進次郎氏を使うべきでしたが、いまここで傷つけてはいけないし、新次郎効果は次の選挙に取っておきたいのでしょうから、使わないのは先々を考えた戦略という事でしょう。

その代わりに、メディアに登場しやすいポストに入れておりますから、目立って面白味など何もない内閣でありますが、一応布石は打っているのかなと、思ったところです。

まあ、何にしても、加計学園問題やら、森友問題などが解決しない事には、いくら内閣を改造しても人気が回復するとは思えませんけどね・・・。

普通は、こういうスキャンダル的なものは、人の噂も七十五日というやつで、3か月もすると忘れてしまう事なのですが、民進もメディアもしつこいですからね・・・。



報道の度にスタート日が更新されてしまっている様な状態で、未だ続きそうな気がしてなりません。

ただ、本当に恐ろしい事ではありますが、どんなに騒いでも、必ず人は飽きるのです。

幾ら突いても法的に問題になるような物的証拠は出て来ようがないので、いずれは飽きられて、忘れられると考えて良いと思うところです。

忘れられると言えば、株の世界にもあります。

例えば、今にもつぶれそうなボロ株が、増資などで生命維持をするのですが、そういう会社にカネを出そうというのは、本当に特殊なところであり、出した分以上に株価を上昇させて儲けようとか、そんな話が多いのです。

ですから、増資の後は上にも下にもとんでもない事に成る事が多いのですが、その後によく行われるのが社名変更です。

何だか聞いたことがない銘柄の話が入って来たな・・・と、色々調べていると、「ん!?これは旧〇〇じゃないか!」となるのです。

名前は変わっても、中身はたいして変わっていなく、結局はその程度のものなのですが、数年経ってからこっそり社名変更して、また仕掛けが入ってきますと、何だか新しい銘柄で相場を張っている気になってしまうものです。

特に新しい投資家は、過去の事等何も知らなかったりしますからね・・・。

ただ、中身なんてたいして変わっていない事が殆どであり、大抵は元の木阿弥というやつだと思うところです。

安倍政権もまた、問題を解決せず、単に忘れさせただけとなれば、元の木阿弥という事になるでしょうし、そうなるのだろうな・・・と思っているところです。

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