この程度の下げならば、材料株が賑わっていても良さそうですが、材料株も一緒にお休みの状態です。
まあ、材料株は先週よい感じで賑わっておりましたから、その反動でのお休みと言ったところであり、特別気にする程の事ではないと思いますし、こうして安いところは買って行けばいいだろうと考えているところです。
株は買ったところより上がらなければ利益にならないのですし、流れの中に下げの場面は必ず出て来るので、ここで買って行く様にすればいいのです。
どうしても、上げだすと買いたくなるし、下げだすと怖くなるものですが、利益を出したいのであれば、基本的にはこの逆をやらなくてはならないのです。
下げの局面は見逃さない様にして行きましょう。
ただ、やはりいくら押し目を拾うと言いましても、拾うべき押し目と、そうではない押し目があるのも事実です。
騰がる可能性が高い銘柄の押し目は買いですが、下げに転じた銘柄の押し目では押し目も何も・・・という結果になり兼ねません。
ただ、時間はかかっても必ず騰がると確信が得られるような業務内容であるとか、業績であるとか、何か光るものがあるならば、予想外に長期化しても信念を持ち続けた方が良い例もあります。
まあ、全ては時と場合による訳で、その判断は非常に難しいと言えますが、その辺の見極めが出来れば、利益を得る可能性は更に高まると言えるでしょう。
さて、ここのところ賑わいを見せているのがビットコイン関連株ですね。
ピーチエアがビットコインで決済できるサービスを導入と発表し、3825リミックスポイントが決済サービスで提携と発表して急騰し、一体どこまで上昇するのやらでありますが、このビットコインとやらは一体どうなって行くのでしょうか。
値動きを見ると、この1年で価格が倍増したということですから、これはもうとんでもない急騰ぶりです。
ドル円で考えれば、1ドル100円だったものが、一年で1ドル200円になるのと一緒ですからね。
普通に考えて、通貨でこうした激しい値動きが出れば社会はぶっ壊れてしまいます。
ですから、こうした激しい動きが出ようとすれば、政府はそれを抑えようとしたりするのですが、ビットコインにはそうした政府機能はありません。
乱暴に言ってしまえば「誰でも簡単に売買できる野放しの投機商品」と言ったところであります。

値上がりしている内はワイワイお祭り騒ぎで良いのですが、必ずどこかで壊れますからね・・・。
壊れるまでの間に楽しむなら良いのですが、どうもこうして一通貨として市民権を得て、あたかも善良な市民の如く振る舞って行く姿には違和感を感じます。
善良な振りをしていても、必ずどこかで凶悪な犯罪を犯すし、それが行われても、誰も裁けないという悲惨な状態であるのですからね。
とりあえず、中国人が元を海外に持ち出す手段として、どんどんビットコインを買っている様で、それに日本人も乗っかっている状態で、まともな状態だとは思えませんが、中国の元流出が止まるまでは値上がりは続くのだろうと思います。
しかし、中国はある日突然と強力な規制をしてくる国であり、お祭り騒ぎも突然と終わりを迎えます。
いつどこでどうなるかは分かりませんが、相当覚悟して遊んだほうが良いと思うところですし、こんなもので遊ぶならば、普通に株で遊んだほうがいいだろうと思うところです。
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