4月は高いと予想しており、確かに高くはなりましたが、その道のりは大荒れであり、結果はまずまずではあるとしても、辛い一か月となってしまいました。
一番の問題は、何と言っても北朝鮮でありましたが、予想では「北は本格的な戦争は望まないので、それに至るほどの挑発はしない」というものでありました。
結局、連日色々挑発したり、威嚇したりと、未だにこうした愚かな行為を続けているのですが、今のところは予想通り戦争にまでは至っておりませんし、北の行動は予想の範囲内であったのですが、相場の方がこの挑発などに過剰反応と言いますか、外資の売り仕掛けの材料にされてしまったため、予想外の下落が出てしまったのです。
買い残の状況や、個人の投資マインド、騰落レシオなど、色々と見て判断しているのですが、とても売り仕掛けできる様な状況ではなかったのです。
ところが、この北朝鮮問題に加え、フランス大統領選挙までもが売り材料にされてしまい、本当に散々な4月という事になってしまいました。
まあ、こうして19000円台に戻ってくるとは予想しておりましたし、自信もありましたので、強気で押し目買いをお勧めして来ましたが、それにしてもここまで下げるかな・・・とは思いました。
何年やっても株は予想外の動きが出て来る事があり、本当に難しいものだと、今でも思うところではあるのですが、こうした予想外の動きも考慮して行けば、多くの場合は勝てるのです。
問題は、勝つ前に負ける事です。
大幅に下げる可能性が高いのであれば、売ってしまえば良いのですが、上昇できる可能性が高い状態での下げに対しては、例え瞬間的に大幅な下げであったとしても、売らされない様に注意しながら買って行くか、買えないまでも保有を続ければ良いのです。
そうして行く事により、利益を得て行く事が出来るのです。
さて、来週からは5月の取引という事になりますが、例年5月は売られることが多いので、警戒している投資家が多いかとは思うのですが、これは4月末ごろから本格化する決算発表で大体材料が出尽すことにより、新たに買いが集まり難くなる事や、これを利用して売り仕掛けを実行するところもあり、大分荒れやすいのがこの5月という事になります。

ただ、これも予想通りなのですが、足元では3週連続で外資が買い越ししておりますし、今年の5月はそこまで単純ではないだろうと思っているところです。
まあ、恐らくは材料株に資金が回ってくると思いますし、色々面白くなると思うのですけどね・・・。
本格的には連休明けからだと思いますが、その前に売っておきたい個人は多いでしょうし、そうした売りが出て来たならば、買って行けばいいだろうと考えているところです。
銘柄を選別し、寄り可能性のある銘柄を仕込んで行って頂ければよろしいかと思っているところです。
では、またお会い致しましょう。
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