トランプ氏が大統領となった米大統領選挙では、ほんの数%の差しかない状態で、ヒラリーが当選確実的な報道でしたが、今回はその反省もあってなのか、マクロン氏が圧倒的に有利に見える状態でも、当選確実的な報道はありませんし、順当にマクロン氏が当選するのだろうとは思うところです。
大分不利な状態に危機感を募らせていると思われるルペン氏は、無党派層の票を取り込もうとしてなのか、国民戦線を離党し、今更ながら無所属候補という選択をしました。
フランス人の感覚はよく分かりませんが、この期に及んでその行いは、日本人的には反感を買うだけではないのか?と思うのですが、この様な行動に出るぐらいに追い詰められているのだと思いますし、このままマクロン氏が逃げ切るのではないかと予想しているところです。
さて、この様な状況でして、引き続き北朝鮮の核実験が行われるのか?であるとか、全面戦争はあるのか?などという不安は残るものの、米国株は好調に推移し、NASDAQは史上最高値を更新しましたし、NYダウも高値圏に戻ってきました。

日本株は昨日の段階で大幅に買われ・・・とは言っても日経平均が中心であり、新興市場まで上昇している米国とは雲泥の差でありますが、とにかく先に買われた分があるために特別買われそうな雰囲気はありません。
まあ、影響するのは米国株というよりも、最近は為替だけが影響している様な状態でありますので、米国株の動きはそれ程関係ないとも言えるのですけどね。
注目点は、日経平均がお休みした場合に材料株に動きが出て来るのかどうかであります。
いくつかの材料株には動きがありますが、多くは目立った動きがありませんし、動いていても未だ本格的にはならないのではないかと予測しているところです。
ただ、こういう場面は大抵買いですし、こういう場面で大幅に上昇する銘柄が出て来ることがありますので、今日の様な日は相場から目が離せないと思っているところです。
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