「増収増益でも円高ならば減益見込みとなるから株は売り」

今の相場を解説しようと思えばこんなところでしょうかね。

ただ、円高の原因を探ろうと思うと、これがまた難儀なのです。

あまりにも色々な要素が絡み合っており、明確な解説が出来ない状態なのです。

とりあえずですが、考えられる原因はいくつかあるのですが、最も言われているのが地政学リスクの上昇ですね。

もちろんこれは北朝鮮も視野に入ったリスクでありますが、韓国はウォン安で株高ですからね・・・。

確かに韓国に比べれば断然日本の方が安全ですし、金融面でも全く問題がないので、円が強いのは仕方がないとは思いますが、地政学リスクという意味では共にミサイルの射程圏でありますし、特に大きな差はないのですけどね。

こう考えますと、実は地政学リスクなんてものは言葉だけであり、的確な解説ではないのかも知れません。




4月は高いと予想したアナリストが3月に大分増えておりまして、個人も買い越しになっていたので、ここぞとばかりに外資による空売り攻撃が始まり、こういう相場になったという事でしょう。

終いにはシリアへの攻撃だ、北朝鮮への圧力だと、色々と悪材料が追加されましたし、本当に至れり尽くせりの売り仕掛けでありました。

こうした至れり尽くせりの材料の多くは米国発であったのですが、代表のトランプ氏のバックはゴールドマンであり、意図的なものを感じざるを得ませんが、それでもまあ今日の寄り付きでSQは通過したのです。

空売りが余りに多かったせいなのか、SQ値は異様なほどに高く18613円でありましたが、これで売り方は大勝利となったことは間違いないでしょう。

このSQを境に上昇に転じると見ている訳ですが、流石にこの値段に一気に戻るとは思えませんし、今日のところは幻のSQという事になるでしょうけれども、悲観する必要はないと思うところであります。

株は安いうちに買えば良いのですし、こうした猶予がある内に買っておけば良いと思うところです。

既に買っている場合は堪えるしかありませんが、余裕があるならば絶対に買って行くべきだと思っているところです。

予想外に下げた相場ではありますが、弱気になるような下げだとは、思えません。

まあ、このまま北朝鮮との戦争が勃発し、東京などの大都市にVXやサリンなどの毒ガスミサイルが撃ち込まれれば、一時的に大荒れとなるかも知れませんが、そこまでやられて円高もないでしょうし、命あればの話ではありますが、そこは買いでありましょう。

ここまで圧力をかけられて、北朝鮮が暴発するとも思えませんが、暴発したとしても何とかなるのではないかと思いますし、それでもやっぱりここは買いだろうと思っているところです。

本当に日本が壊滅するほどに攻撃されたら話は変わりますけどね・・・。

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