上昇しないという意味では今は面白くない相場なのですが、仕込み場という意味では面白い相場だと思います。

外資売り越し、機関投資家売り越し、個人も売り越しで、買っているのは日銀だけ・・・。

騰がらないというのは、確かに面白くないのですが、下がらなければ美味しくもないのです。

株は安く買って、高く売ってこそのものですから、安く買う場面は絶対に必要なのです。

しかし、安くなると寂しくなるし、怖くもなるのが株というものなのですが、株の利益は恐怖の代償でありますので、下げている時は怖いとしても、ここは買って行かなくてはならない場面なのです。

では、買って行くために必要な現在の売り方の分析をしてみます。

外資は、しばし売り越しが続いておりますが、これまで買ってきた分を考えれば微々たるものですし、4月は10年連続で買い越しであり、今年もまた買ってくるものと思われます。

機関投資家は、3月末を前に身動き取れずと言いますか、取ってはいけないので売りっぱなしで期末明けを待っている状態ですが、期末を過ぎれば買ってくるものと思われます。

個人投資家は、これらの売りを見て売りですかね・・・。

その実は、よく分からないのですが、とにかく売り越しが続いておりますし、弱気である事には変わりないのだと思います。

外資と機関投資家の動きを見て、「よし!買ってやるぞ!」位の気概が欲しいし、そうでなくては儲からないと思うところですが、とにかく個人は上げ続ける相場、下げ続ける相場、動かない相場に弱いですからね。

これから始まると予想している上昇相場に乗れれば良いのですが、多分乗れないのだろうなと思っているところです。

日銀は売らないので、買うかホールドかでありますが、もちろんこれらの売りを消化しているのが日銀で、所謂一手買いの状態です。

とにかく売ってくる心配がないですし、投げてくることもないので、4月になると相場は一変するのではないかと考えているところであります。

以上の様な理由から、この相場を安易につまらないと判断するのは誤りだと考えています。

今は我慢を強いられている状態と言えますが、我慢の先には明るい未来が待っているというものです。






さて、個別銘柄を見て行きますと、大分派手にやった銘柄も崩れたりしておりますね。

「勉強会」と称して人を集めて銘柄を宣伝し、先に仕込んでいたものをぶつけて利益を得る。

そんなイカサマが行われたりしておりましたが、金融庁の目が相当厳しくなっている様で、そろそろこんな手は使えなくなるのではないかなと思います。

既にターゲットは絞られているでしょうが、そのうち誰かは裁かれるだろうなと思っているところです。

こうしたイカサマは、大抵は第三者の口座で買っておいて、それを売却することでごまかせると考えられているのですが、そうした取引を2回、3回と繰り返すと、本人がやらずとも、これはお前の取引ではないのか?とやられる訳です。

また、裁判の際には注文を出した瞬間の板を出され、ここで成り行きで注文したら株価が騰がるよね?これは株価操作だぞ!とまでやられますし、金融庁を敵に回したらこの世界で生きていけません。

やり過ぎた輩は、白だろうが黒だろうが、結局やられてしまうのですから、最初から逆らうような事をやってはいけないのですが、大儲けしたいと思うと、やっぱりイカサマをしたくなるのが人というものであり、これはもう仕方のない事なのかも知れません。

というわけで、足元は相場がこんな感じですから、面白くない銘柄が多いですが、これから面白くなると思います。

特に4月は面白くなると思いますよ。

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