昨日の日経平均は終値ベースで高値を更新しましたね。

まあ、小幅でありますし、出来高も少なく、中身のある上昇とは思いませんが、基本的に強含みである事に変わりはないのだろうと思うところです。

ただ、今日は6502東芝の決算再延期がありますし、地合いはあまり良くなさそうですね。

3月末を控えての換金売りは落ち着きつつあると思いますが、決算を前に売買を止められている機関投資家がほとんどで、月内は休暇を取っているディーラーがほとんどですから、出来高が伸びないのは当然と言えば当然です。

ですが、我々個人はそうした縛りがないのですから、こうした軟調なところで買って行けば良いのです。

買って直ぐに値上がりする様な相場ではありませんが、買っておいて良い相場であることに間違いはないと思っております。

昨日は推奨株でも良い感じで値上がりして来た銘柄もあり、全部が全部待たされている訳ではありませんし、こんな相場でもそれなりに楽しめているところでありますが、確かにあっちもこっちも値上がりとは行っていません。

ただ、待つも相場ですし、我慢が相場の本質であると考えており、今はその時であろうと考えているところです。

我慢した分の利益は必ずもたらされると信じて行けば良いと思うところです。




さて、米国は夏時間になりましたね。

毎年の事ではありますが、夏時間になると取引時間が1時間早まり、当然1時間早く終わります。

夏時間は電力消費を抑える効果がありますし、終業時以降の時間が使いやすくなりますので、経済効果は高いと考えられておりますが、日本では残業時間が長くなるだけだとして、未だに実現できていません。

時計を1時間早めるだけで良いのですし、プレミアムフライデーの何百倍もの経済効果があると思うのですけどね。

世界中で原発が使い難くなり、エネルギーを節約しなくてはならなくなってきているのですから、本当に問題が大きくなる前に夏時間を採用したらよいのになと思うところですが、日本では無理なのでしょうかね・・・。

見ての通りですが、東芝が苦しんでいるのは原発のコスト増が原因なのです。

これは、未来永劫下がる事のないコストであり、もはや安いエネルギーを簡単に手にする時代は終わりなのです。

本当に苦しくなる前に、さっさと手を打って行って欲しいものです。

そうそう、エネルギーと言えばサウジの日本訪問ですが、王族のパフォーマンスが凄かったですね。

カネを湯水のごとく使い、金持ちアピールをしていた訳ですが、サウジ国民から見たらふざけたパフォーマンスでしかないと思いますし、正直言ってこんな連中とまともに付き合わなくてはならないのかと思うとがっかりであります。

アラムコの東証上場は許したとしても、あまり深く付き合うべきではない様な・・・。

現実にはサウジの財政は困窮してきているし、だからこそアラムコを上場させてカネを集めたいのだと思いますが、この調子ですと自分たちでみんな使ってなくなって終わりそうな気がします。

以前、アラブの王が言っていた「おじいさんはラクダに乗り、父は車に乗り、自分はジェット機に乗っているが、孫はまたラクダに乗るだろう」の言葉が思い出されてなりません。

そうならないためにも、色々とやろうとしているのだとは思いますが、あの使い方はないなと・・・。

まあ、余っているならいくらでも好きに使えば良いと思いますが、実は苦しいが虚勢を張っているのが見えるので、何か嫌なのですよね。

さてさてどうなりますかではあるのですが、アラムコは確実に日本株に影響を及ぼしますので、今後の日程などには注意して行かなくてはならないと考えているところです。

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