事前の情報から察するところは、法人税減税であるとか、インフラ投資であるとか、景気を刺激する様な内容のものになると予想しているところでありますが、トランプ氏の言う「誰もが驚く政策」とは、一体どのようなものであるのでしょうか。
「まさか期待外れで驚く事にはならないだろうな?」
と、やや不安に思っている部分もあるにはあるのですが、恐らくはそれ程問題はないだろうし、これで改めて株も為替も方向が決まってくるだろうと考えているところです。

やっとこの日が来たなと思いつつも、ちょっと不安なのは議会演説の時間です。
最近は取引を自動化するところが増えてきており、恐らくは演説の内容を自動で取り込んで、単語などに反応して自動で売買するCTAがガンガン動いてくると思うのです。
このCTAによるミニクラッシュがあちこちで起こっておりますし、今日もそういう場面があるのかも知れません。
また、本当に酷い乱高下も予想されますし、人間が演説を聞いて判断しても間に合わない事でしょう。
では、我々もCTAを使えばいいのか?となりますと、私はそうだとは思いません。
結局、CTAが叩いたところが底だったりもしますし、瞬間的安値だけで反発なんてこともありますからね。
人間は人間らしく落ち着いて判断して行けばいいだろうと思うところです。
まあ、少し人間と機械の差を埋めて欲しいなと思うところですし、せめてできるのは、こういう重要な会見をザラ場中にやらない事です。
例えば日銀の政策決定会合の結果を発表する記者会見ですが、11時半からとするか、3時からとするか、とにかくザラ場中にやらない方が良いと思うのです。
最近は発表の会見中に起こる乱高下が凄まじいですからね・・・。
また、本日の様な海外の重要な会見中などは市場を止めてもいいと思うところです。
全ての投資家を平等に扱うという意味では、判断する時間を与えるというのも大事な事ではないかと思うところであり、私が市場長であったならば、間違いなく本日の午前の取引は11時までとします。
まあ、元々は11時までであったし、今でも11時に戻すべきだと思っているのですが、取引時間が増えれば売買が増えると考えているカネの亡者達は、そうした判断はせず、更に取引時間だけを増やそうと躍起ですけどね。
ただ、出来高や売買代金を見れば分かると思いますが、株の売買は取引時間が長いから増えるのではなく、買いたいと思える環境であるかどうかが重要であるのです。
本当に残念な人達ですが、文句を言っても何も変わらないですし、これからも相場は荒れる方向にどんどん持って行かれるのでしょうから、我々が諦めてそれに対応して行くしかありませんね。
さて、私の見解はメンバー限定に解説しておりますので、気になる方はメンバー専用レポートを参考にしてください。
最後にランキングのチェックを ⇒
無料メルマガでは限定記事を随時配信しています。
登録後すぐに送られてくる記事は「地獄の3丁目で見つけた答え」です。
よろしければ、登録してみてください。
読者数2万人以上のS氏の相場観の無料メルマガです。