どんなに弱気でも停滞位を予想しておけば良いのですが、株価は行き過ぎているから下落に転じると考える投資家が多い様です。
先週の木曜日から上げ幅が拡大して来ており、流石に売り方もだいぶ踏まされたとの情報はあったのですが、踏まされたよりも売り増しをした方が多かったようで、信用売り残は更に拡大しました。
下落局面で信用買い残が上昇し、買い残が解消されるまで下落が止まらないのと全く逆の構図です。
買いは未だ損失が限定的でありますので、酷い下げでも何とか耐えていられるものでありますが、売りに関しては損失が無限大であり、本当に手に負えない事態に至ります。
今は世界中悪材料だらけであり、トランプ大統領の誕生だって悪材料と言えば悪材料でもあるのですから、今の相場で売りたくなる気持ちは分らなくもないのです。
また、225のPERは16倍を超えておりますし、教科書的には売りゾーンですが、ここを売るにはもう少し考える必要があるのです。
一番大事な事は、何故に16倍を超える事が出来たのか?ですが、ここを理解できないと大きな間違いを犯すのだと思いますし、多くはこの間違いに嵌っているのだと思います。
結局、16倍を超えていても、企業収益が改善してくればEPSが修正されて16倍に収まるという事もあるのですが、今の相場はこの期待値が大きいのです。
また、こうして個人が売りたくなるような形を作っての買い仕掛けは、主に外資のCTAが得意とするところであり、運用益の悪化で具合の悪くなっていた外資系ファンドも息を吹き返しているところでしょう。
おそらく、本当に馬鹿なところまで行く相場だと思います。
その後何年も高値を更新できないような、本当に馬鹿なところへ・・・。
こういう相場は、PERが25倍だって関係ない!この位の気合がなければやらない方がマシです。
見送るか、買うかの2択しかないのです。
売ったら殺されるのがオチであり、何もこの局面で死にに行く様な真似をする必要はないのですが、個人投資家の逆張り姿勢は病的と言ってもよい位で、本当にどこまで売り上がるのやらであります。
当方としては上昇の燃料にしかならない今の局面の空売りは歓迎なのですが、同胞を踏んだ利益はあまり気持ちよくはありませんし止めて欲しいなとは思っているのですが、特に個人の空売りは生存率の低い病気の状態であり、おそらくは良い薬もないのだろうなと思うところです。
さて、私がお勧めしたいのは、断然「買い」である事は誰もが知るところであると思いますが、昨日もブログでご紹介した7599IDOMが好調ですね。
メンバーには582円で推奨しており、短期で100円幅でありますし、既に700円にも乗ってきております。
昨日買ってもまだ間に合った形ですね。
ただ、こうして高いところではない銘柄を買う機会はまだまだ残っていますし、こうした銘柄もまた出てくることでしょう。
明るい気持ちで相場を張るには、やはり夢ある買いが一番で、どうしても買いでは無理だとなってから売りを考えれば良いのです。
何も天井で売る必要はないのですからね。
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