まあ、材料株乱舞とまでは行きませんし、まだまだ寂しいと言えば寂しいのですが、材料株が寂しいのは本来材料株の売買を好む個人投資家が売り姿勢である事に起因しているのかも知れませんね。
チャートがどうだとか、財務だ、トランプだ、世界情勢だとか、売りの材料を探せば色々ありますし、売りの根拠は確かにありますが、こんな誰にでも分かるような材料で株が動くとは限りません。
特に私は外資や親方日の丸の動きには注意しているのですが、外資が買い越し、親方日の丸も買い越しです。
上値は買わないが、値位置が高くても買ってくることが鮮明になった日銀は、一体どこまで買って行くのか分かりませんが、いくらになろうと買いたいと思ったら買ってくると認識しておくべきと思うところです。
また、3週連続で大幅買い越しの外資ですが、ドルベースの日経平均では全く上昇が得られていないので、このままでは負け確定となるのですが、果たしてこのまま外資は敗退して個人投資家に勝利は訪れるのか?
まあ、いいとこ取りの分析とも言えますが、経験から言わせてもらえば、過去に外資が個人投資家に負けた事などありましたかね?という事です。
結果はどうなるのか分かりませんが、今回も通例通りとなるのではないかと思うところであり、売りなどさっさと手仕舞いして買える銘柄を買って行くべきだろうと思うところです。
ところで、今朝のニュースを見て驚いたのですが、ソフトバンクの孫社長は早速トランプ次期大統領と会談し、5.7兆円の設備投資を約束したとか。
他の日本企業の社長には、ここまでできる人はなかなか居ないでだろうし、孫さんは凄いなと思いました。
さて、この5.7兆円ですが、一体何のカネなのか?
おそらくは先日サウジと共同で作ったファンドのカネだと思うのですが、サウジは本当にこれでいいのでしょうかね?
米がイランの国際社会復帰を認めた事に対して、サウジは絶対に怒っているし、直接米に投資するなんて有り得ない話なのです。
例えば、ロシアがイギリスの金融機関を通して実質米に投資しているスタイルに似ていると言えば似ているのですが、今回の様に売名行為でメディアに露出してはサウジにもバレバレでしょう・・・。
何ともあからさまですし、いくらカネが欲しいサウジとは言え、本当にこの決定に納得がいっているのでしょうかね。
どうも疑問が晴れません、しばらく経っても問題なければサウジとも合意の基という事になるのでしょうね。
なんともえげつない感じですが、そういう意味では・・・。
さてさて、今日も不安の尽きない東京株式市場でありますが、私の不安は「未だ上昇を続けるはずだよね?」という不安。
多くの個人投資家にとっては「未だ上昇するのかよ?」という不安。
どちらが良いとも言い切れませんが、前者は上昇すれば利益を確保できるのに対し、後者は損失が拡大して行くのです。
もし下落しても逃げられる様に注意を払っておりますので、相場が転換したとしても何とかなると思いますし、やはりここは前者の姿勢で行くべきだと思うところです。
お勧めの銘柄はいくつかありますが、特に面白そうだと思うのは・・・。
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