日経平均は再度18500円に乗せそうですし、今後は19000円が視野に入った値動きになって行く事だろうと思います。
多くの個人投資家は相場的感覚がなく、業績がどうだとか、チャートがどうだとかでしか先行きを判断できず、相場の本質を見誤る事が多いのですが、今も正にそのような時なのだろうなと思うのです。
まあ、実際に悪材料だらけであり、普通は買えない状況であるとは思うのですが、だから騰がるのも相場というものなのです。
パッと見ただけでも、上昇の根拠となっているトランプ効果は、トランプ大統領がどこまでのドル高を考えているのか分かりませんので、発言一つで相場激変の可能性もあるのです。
また、イタリアの国民投票はポピュリスト側の勝利であり、銀行の救済もどうなるか分かりませんし、当然この流れはフランスにも波及して行く事でしょう。
ですから、将来的なユーロの崩壊も視野に入れなくてはなりませんので、これも大きな悪材料です。
また、どうやら上手く行きそうな気配を見せるロシアとの関係改善でありますが、実際にどうなるかはわかりません。
何せ相手はロシアですからね・・・。
この他にも数えきれないほどに悪材料や、悪材料に成り得ることが沢山ありますので、普通にメディアを通してだけ世界を見ていれば、買えるはずもないのが今の相場と言えます。
しかし、見るべきところはそこではないのです。
今買ってきているのが誰なのか?
これが最も重要な要素の一つであるのですが、買ってきているのは原油高で力を取り戻しつつあるオイルマネーを中心とした外資と、日銀なのです。
日銀は予定額を買い切れないとして一日の買い取り額を増額してきておりますし、とことんやるぞ!の姿勢を前面に打ち出してきました。
株価は高くなっているのだし、別に買わなくてもいいじゃないかと思うし、もしかしたら個人投資家の中にはこの状況を馬鹿にして売っている人もいるのかも知れませんが、それでは踏まれて終わる可能性の方が高いように思うところです。
昔は大手証券が営業マンを洗脳して顧客を洗脳し、大相場を作って行ったのですが、今はそうした洗脳が行われいないために、良い意味でも悪い意味でも個人投資家は方向性を見失っているのです。
こんな相場でどう行動したらいいのか・・・。
あえて私が助言するとすれば、難しい事は考えずに買えば良いのです。
外資も日銀も買っていて、個人の多くが売っている。
この構図で個人が勝てる見込みは皆無です。
ならば、ここは買いなのです。
株が騰がっているぞと、メディアが個人投資家の取材をした番組が作り出される頃までは、多分相場は続いていると思います。
感覚的相場であり、非常に難しいのですが、故に面白いし、儲かるのだと思うのです。
期待できる銘柄を買い、値上がりを楽しみにして行きたいところですね。
ちなみに、本日は6000番台で面白い情報を掴んだ銘柄を推奨しております。
既に値上がりし始めておりますが、お楽しみはこれからだとのことでした。
225が中心の相場ではありますが、こういった銘柄が騰がる相場であり続けて欲しいなと願っているところです。
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