波乱の11月も今日で終わり、明日からは師走相場が始まります。

今日と明日とでは何も変わりはしないとも言えますが、やはりこの師走を目にしますと、気持ちも相場も変わってくる様な気になります。

今年の11月は大注目であった米大統領選挙があり、五分五分の戦いであったトランプ対ヒラリーの戦いは、ヒラリーを応援したい大企業やその傘下であるマスコミによって、ヒラリー勝利が当然との情報統制が行われ、多くの人が事実を誤認したために相場は大混乱となりました。

トランプ勝利が現実味を帯びてくると、どんどん売りが増えて暴落を予感させるような下げが出て、当選が決った頃にはピークで売り叩かれておりましたが、トランプの勝利宣言の後には株価が急騰となったのです。

トランプの悪いところばかりを聞かされていた多くの人は、ここで起こっている事にどう反応したらいいのか分からないのです。

私は下げのピーク近くで買いをお勧めできた数少ない一人でありますが、最初からメディアの報道には懐疑的であり、トランプは確かに過激ではあるが、間違った事は言っていないと思っていたので、トランプが勝っでもおかしくないと考えていたので、この相場を冷静に見る事が出来ていたのが良かったのだと思います。

そんな私が今見ているのは、これだけの上昇相場において何時踏まれるかも分からないドロドロの空売り作戦を続行している個人投資家です。

はっきり申し上げておきますが、外資がどんどん買ってきている状態に個人が売り向かって勝てる事はまずありません。

外資もいずれ売りに転じるし、売り仕掛けもしてくると思いますが、その時は未だ先だと考えた方が無難です。

現状は、未だにトランプ大統領の政策に懐疑的な個人投資家が、先行きは暗いと判断して売っている状態で、堪えていれば下落は来るし、そこで儲かると考えている状態です。

ただ、この考えは甘いでしょう。

こんな美味しい状況を外資が見逃すはずがないのです。

下落が出る条件は単に割高だとか、将来不安だとかだけではないのです。

全く逆の現象でありますが、完全に割安なのに、一体どこまで売るんだ!?という悲惨な売り相場もあります。

そろそろ?と思いつつも、どこまでもどこまでも売ってくるのです。

そして、もういいだろう!と思ったところで更なる大幅安。

原因はいつも外資の売り仕掛けでありますが、こうした売り仕掛けの時の状態は絶対に忘れてはいけないのです。

私はいつも、そうした相場でも買い場を見つけて行きますし、特に225の買いは今年に入ってからは未だ全勝を続けております。

まあ、チャンスにしか動かないので、連日連勝という事ではないのですが、この成績の良さは先物を売買している方にはよくわかる事かと思います。

そんな私が今思っているのが、個人は外資に無謀な戦いを仕掛けている悲しさです。

外資も日銀も買っているのに、どうして売りなのか?

国と外人に逆らってこの世界で生きて行こうなんて、思い上がりにも程がありますが、この簡単な事も経験しなければ分からない事です。

ただ、本当に残念なのは、今回の相場で売りで負けたとするならば、多くはメディアの被害者という事になるのだと思いますが、その事実にすら気付くことなく敗退して行く投資家が多いのではないかとも思っているところです。

さて、基本強気で上げ賛成の私は、今月も買いをお勧めし続けております。

今週か来週前半までには新規銘柄を発表できると思いますし、まだまだお楽しみは継続すると考えて居ります。

まあ、強気ですし、上げ賛成ですが、相場はある日突然に変わる可能性もありますので、完全なるお約束はできないのですが、大事なことは強気で上げ賛成でも、上げに固執している訳ではない点です。

これはもう下がるなと判断すれば、私も売りをお勧めするし、売りでも取らせていただく所存であります。

ただ、今は売る時ではないと判断しておりますし、売って恨めしく上昇を見るぐらいなら、買ってドキドキしている方が良いだろうと思っているところです。

相場は、誰が買って、誰が売っているのか?これをしっかり把握しないと勝てないのです。

もちろんほかの要素もありますし、私が見ているのはこれだけではありませんが、一番間違いやすいのが割安割高とチャートを見ての投資判断です。

まあ、明日には大幅下落で売り方が勝利しているかも知れませんけどね・・・。

何せ今日はヘッジファンドの決算であり、上昇相場もここまでの可能性はあるにはあるのです。

さてさてどうなりますか・・・。

何にしても対応していける様に、やるべきことをきちっとやりながら、利益を目指して行って頂ければと思います。

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