株の世界が熱くなってきてますね。
多くの投資家は上昇に懐疑的で、乗れていない状態が続いておりますし、こういう時は株は騰がる事が多いです。
押し目買いが得意な個人投資家も、先日のトランプショックでは怖すぎたのか買いに行ったという話は殆ど聞きません。
売らされた話は沢山聞きましたが・・・本当に残念な事です。
まあ、邪魔な個人がふるい落とされたからこそ、こうして上昇しているとも言えるのですが、上昇要因は為替だけとも言えます。
結局、米国はトランプの言っている通りの政策は実行できないと思いますが、方向は流石に変わらないだろうなとは思います。
言っていることはよかったのに、やっていることは酷かったオバマと比べれば、もしかしたら少しはマシかも知れませんが、就任もまだ先ですし、現時点では判断は下しにくいです。
ところが、このよく分からないところを株は上昇して居るのです。
確かに言っていることをそのまま評価すれば米国株は買いだと思いますが、そのまま実行すれば新興国からの資金引き上げで、新興国がバタバタ潰れる事態に至るでしょうし、世界金融危機はほぼ確実です。
米が金利をなかなか上げられなかったのは、景気云々もありますが、ドル回帰が怖かったのも重要な要因の一つなのです。
幾ら米国が儲かると言っても、ドル回帰で世界経済が危機に瀕せば元も子もないですし、今まで気を使って色々やっていたのを大統領の一声でご破算にするのもどうなのだろうなと。
ですから、いくら何でも言っている通りにそのままやるとは思いませんが、とにかくこの政策を買っているのが今の相場なのです。
まあ、相場は悲観の中で生まれ、疑念の中で育つと言われますからね・・・。
私にはチキンレースにしか見えませんが、チキンレースも参加しなくては勝利はないのです。
バカげていると罵って空売りでは死ぬかも知れませんので、逃げ腰の買い参加が妥当だと思うところです。
さて、個別はメガバンクが賑わっておりますね。
米国で商売をしているところがほとんどなので、これが利益を上げるとの思惑でしょう。
トランプ氏はボルカールールの撤廃を訴えておりますからね。
また金融機関に好き勝手やらせて世界を金融危機に誘導するのか?などと思ったりもしますが、確かに縛り過ぎといえば縛り過ぎですからね。
撤廃ではなく、緩和が適当だと思うところではありますが、メガバンクはこの辺りが買い材料になっているのだと思います。
ただ、緩和が買われているのか、撤廃までが買われているのか・・・。
正直分かりません。
単純に金利が上昇しているので株高なのだとも言えますし、本当に難しい相場です。
ただ、参加しなくては利益は出ませんし、私はまだ参加しても良い相場だと思っています。
今更メガバンクを買いたいとは思いませんが、数日前に推奨した私の発掘銘柄が、なかなか順調に値上がりしてきております。
未だ出来高が少ないですし、まだまだ買い場であると思いますが、300円台に乗ったら様子見に切り替えていくと思います。
300円前後は長い事停滞していた水準ですので、この辺はネックになろうかと思うところです。
ここを勢いよく抜けた来たならば、買い増しの推奨はあるかも知れませんが、今はとにかく押し目買い。
この他にもいくつか有望な銘柄はありますが、ヒントはまた今度にでも。
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