トランプが大統領になったら米は終わりだ!などと騒ぎ立て、メディアは揃ってトランプ叩きでありましたが、大統領が決定してからの相場は非常に力強く、米国株も日本株も大分上昇して来ました。
米で頻発している反トランプデモは、主張がばらばらで、ターゲットは誰でも良いのではないかと思われるような叫びばかりであり、それだけ米国民は不満が鬱積しているのだなと思うところです。
故に保護主義のトランプが選ばれたのだろうなと思うところでありますが、メディアは揃って保護主義は危険だとばかり言います。
これは、相変わらずメディアは大企業の味方である事の表れであり、大統領選挙前と何も変わっていないのだろうなと思うところです。
結局、国が発展する時というのは、外国から安いものが流れ込んでくるのを抑制し、その間に技術革新を進めらるかどうかなのです。
自由貿易は大企業には恩恵をもたらすことも多いかと思いますが、なんでも自由にやるならば、もはや国なんて有って無いようなものでありますし、やはり守るべきは守るのが国であろうと思うところです。
人も物もなんでも自由にやれば、ドイツの様に一時は大きく発展するのは確かなのだろうと思います。
しかし、安い人材を連れてきて働かせ、儲かったはいいが、更に利益を求めて安い人材を連れてくる事により、ドイツ人以外の失業者が増えてこれが暴動を起こす・・・。
確かに企業は儲かったのでしょうけれども、もはや国とは何なのかが分からない状態になっているのです。
この状態が我慢の限界に達したのがイギリスで、メディアはEU離脱はないと報道し続けましたが、離脱が可決されて大混乱に至りました。
結局は離脱の方がイギリス経済に好環境をもたらし、急落した株価も反発。
世界中で本当にくだらない報道が飛び交っており、先行きを見誤ってしまう可能性が高い相場でありますので、本当によく注意して対応して行かないと、いつ巻き込まれてもおかしくないと思うところです。
また、次の火種はイタリアで、来月の国民投票次第では面倒な事になりかねないなとも思いますが、これもまたメディアが圧力のかかった報道をすると思いますので、振り回されない様に注意しながら判断して行きたいと考えているところです。
さて、なんだかんだと言っても注目すべきは材料株であり、まだまだパッとしない銘柄は多いのですが、先日1200円台で推奨した7732トプコンを1700円台で利食いを完了致しました。
環境に負けない素晴らしい銘柄でありましたが、次の期待できる銘柄に移行して行って頂ければと考えているところです。
乗り換え先としては、やはり1200円台の某銘柄が有望かと思います。
現在は動きが停滞しておりますが、こういった緩いところで仕込んでおけば、いずれ大きな利益につながってくるだろうと考えているところです。
最後にランキングのチェックを ⇒
無料メルマガでは限定記事を随時配信しています。
登録後すぐに送られてくる記事は「地獄の3丁目で見つけた答え」です。
よろしければ、登録してみてください。
読者数2万人以上のS氏の相場観の無料メルマガです。