過去に例を見ない消去法による米大統領選挙日まで残り約3週間となりました。
米大統領選挙までは波乱はないとして、押し目買い・吹き値売りを基本とした相場ではありましたが、この相場ももう直ぐ転換点を迎えますね。
実態はほぼ何も変わらないのですが、大統領選挙は波乱解禁の合図でもあると考えておくべきだと思うところです。
ただ、その兆候は選挙の前にも表れだすと思いますので、選挙当日までは大丈夫と考えるとちょっと問題だと思います。
あくまでも相場は先回りして行われますので、今から警戒をしておいても遅くはありません。
さて、トランプ氏とクリントン氏の戦いとなっているのですが、どちらがより刺激的な結果をもたらすかは、考えるまでもなくトランプ氏です。
グローバル大好きの株式市場にとっては困難な大統領となるのですから、当然と言えば当然でありますが、トランプ大統領誕生の可能性はいかほどのものでしょうか。
報道を見る限りではクリントン有利ではあるのですが、グローバル資本に支配されているメディアは、完全にクリントン寄りの報道をしますので、実際には選挙が終わるまで結果は分からないとしていた方が無難でしょう。
まあ、今のところはクリントンじゃないかな?とは思っておりますが、そう思っている人間が多ければ多いほどに、逆目が出た時のショックは大きなものとなります。
ブレグジット投票の時ほど拮抗している訳ではありませんので、流石にひっくり返らないかな?とは思っているのですが、お互いに叩けば埃が立つ様な人物ですし、投票ぎりぎりまで爆弾が投げ込まれる可能性があるので、正直言って気が気ではないと思うところです。
結局、トランプ大統領になったとしても、議会もある事ですし、選挙戦程無茶な政策にはならないと思うところですが、目先はショック確定ですからね。
先入観を持たずに余裕をもって構えておくべきと思うところです。
こう考えると投資には向かない時期に差し掛かるとも言えますが、まだまだ期待できる銘柄もありますし、無理さえしなければ問題はないだろうと思うところです。
そもそも多くの個人が売ってしまっておりますし、外資だって完全に売り越しているのです。
売り仕掛けをしても最大勢力である公的を打ち負かせるほどではないと思いますし、ショックが出ても買い場となるだけでしょう。
ですから、余裕は必要であると思いますが、完全に手を開けて待ち構える程ではないと思うところです。
日経平均はともかく、特に材料株に関しては面白味十分と考えてよいと思うところです。
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