なんだかよく分からない相場が続いておりますね。
別に悪くはないですし、材料株で利益が得やすい相場なので、特に文句はないのですが、先日の日銀政策決定会合の結果は緩和なのか引き締めなのかもはっきりしないような内容で、専門家も首を傾げるような内容でしたからね。
要はどちらでも良い程度の効果しかない結果だったのだと判断すればよいのではないかと考えているところです。
まあ、その内賢人たちが良い判断を下してくれるのだと思いますが、別の角度から考えますと、日銀は手詰まりとなっているという事でしょう。
2%を超える安定的な物価上昇なんて話もあったように思いますが、足元で全く達成できていない状態で手詰まりになっているのに、安定的なんて有り得ないのですけどね・・・。
見方を変えれば金融緩和は永遠に続ける宣言の様なものでありますが、本当にこのまま行くとどうなるのでしょうね。
このままでは、いずれ上場企業は全て国有化されてしまいますが、目覚めが早いか、国有化が早いか・・・。
その前に後2年ほどで国債が枯渇しますが、この辺の事については日銀は全く取り上げませんからね。
本当にどうなってしまうのかと心配にもなりますが、裏を返せばそれだけ日本には余裕が残っているという事でもあります。
本当に困った状態であるならば、流石に官僚達も本気で何とかしようとするでしょうからね。
さて、色々話題の材料がありましたが、今のところ相場を大きく動かすような結果には至っておりません。
何故か?
実は随分前からレポートしている事ですが、米大統領選挙が終わるまでは、為替や株価が大きく変動するような事は起こさせないのです。
ですから、動きが出るとすれば12月ぐらいからかな・・・と、それまでも色々あろうかとは思うのですが、結局目立った混乱はないと思うところです。
ただ、12月以降は分かりません。
特にトランプ大統領が誕生した場合は、相場の混乱は必至ですからね。
先行きは非常に難しい状態であると言えますが、この動き難い相場においても材料株は動きが良くなっているのですから、今はこれで利益を目指していけばよいだろうと考えているところです。
特に目立っているのはバイオ系だと思いますが、これは来週に迫ったノーベル賞に絡んだ思惑での動きです。
こうした動きは注意力があれば捉えられるものでありますが、とにかくこの材料でバイオは賑わうと考えておりましたので、今から2週間ほど前からバイオ系銘柄の推奨は行っておりました。
こうして相場の先行きを読みながら、材料株で利益を目指しているのですが、いずれ225も動き出してくると見ております。
特に12月以降はその動きが激しくなる可能性が高くなる可能性もあろうかと思いますので、材料株を売買しつつも225の観察は怠らないようにして頂ければと思います。
とりあえず、今年に入ってから225の売買指示は連戦連勝で無敗を継続しておりますが、今年最後の取引も勝利で幕を引きたいと考えているところです。
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