日米ともに金融政策にらみの相場であり、利上げはどうなるんだ?マイナス金利の深掘りは?などなど、日々出てくる材料で一喜一憂している状態ですね。
おそらく予想通りになるだろうと思ってはいるのですが、ここまでいろいろな材料で揺さぶられますと、どうなってもおかしくはないなと思い始めてしまいますし、こうなっては休むしかないとも思うところであります。
しかし、本当に当局者たちはどうするつもりなのでしょうね・・・。
相場で勝つための鉄則として重要なのは、「分からない時は乗らない」です。
今の相場はあまりに分からない状況でありますので、ここで無理をしてはいけません。
結果は立会日数で後2日ですし、慌てる必要はないのです。
特に今回の日米の金融政策に関しては、結果が出てから作戦を練っても全然問題ないと思います。
さて、ここのところ相場を賑わせているのがVR(バーチャルリアリティー)関連株ですね。
スマホを利用したタイプもあるようですが、頭部といいますか眼前装着して立体映像でゲームを楽しむものが注目されている様で、今回の東京ゲームショーはこのVRが話題の中心となっているようです。
大抵ゲームショーが開催されると、それで出尽くしになることが多いのですが、今回は値持ちが良いようで、意外としっかりしている様です。
ところで、このVR関連で良い銘柄はないのか?と聞かれることもあるのですが、個人的な感想としてVRが本当に流行るのかどうかは非常に疑問なのです。
3D映画でも疲れますし、実際に3Dテレビなんてそんなに売れていません。
携帯ゲーム機にも3D表示機能がついていたりしますが、使っている人はそれほど多くないと思いますし、慣れれば別ですが、VRで10分も遊んだら具合が悪くなるのではないか?と。
確かに面白い機能であるし、夢もあるとは思うのですが、需要もまた非現実の様な気がしてならないのです。
最初は話題で売れると思いますし、メディアも煽るとは思うのですが、もしかしたらゲーム史の汚点になるのではないかなと。
まあ、具合の悪さよりも面白さが上回れば、人々は3D酔いを乗り越えて没頭するのかも知れませんが、そこまで人々を没頭させるほどのゲームは登場するのでしょうか?
私は疑問であると考えているところでありますが、あくまでも個人的な感覚であり、実際のところはよく分かりません。
ですから、よく分からないので手は出さないし、様子見していればよいかと思うところなのです。
「今話題だから!」
これが投資判断の一つになることもあるのですが、あまりに分からない物には手を出さないことでしょう。
儲けたいと思うならば、自分が出来るだけ分かる銘柄や状況を重視することです。
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