米国株は地区連銀総裁の発言やFRB理事の発言で乱高下しておりましたが、FOMCを前にブラックアウト期間に入りましたので、こうした発言で相場が荒れることはなくなるなと思っていた矢先に原油の下落で、その影響で米国株は再度急落。
まあ、原油が過剰なのはイランが復帰した時点で決まっている結果であり、今更ではあるのですけどね。
また、9月利上げだ、遅くとも年内には利上げと、相変わらず利上げ観測が多いのですが、経済指標や指数が軟調になってきており、これに加えての原油安ですからね・・・。
どう考えても利上げは無理ではないかと思いますし、このような状態は既に株価に表れており、NYダウはテクニカル的には三尊天井で当分高値更新は難しいと思える形です。
テクニカルは参考程度にしかしない私でも、これは流石に天井だろうなと思う形であり、暴落こそないにしても、株価の低迷は続くだろうと考えているところです。
経済成長が続くのであればPER20倍越えでもよいと思うところですが、もはやこれを担保する経済成長はないのは明らかなのです。
ですから、天井を打ったとするならば、当分もみ合いに入る可能性が高いと思いますし、場合によっては底値を探る動きもあろうかと思うところであります。
では、日本株はどうなるのか?
あくまでも私見ではあるのですが日本株は割安であります。
日銀が買って行くので国有化状態の企業が増え、流動性も下がっているのが問題だ、なんて声も聞こえますが・・・。
もはや天井に近いと思われる米国株を買いたいですか?
崩壊する可能性すらあるユーロを買いたいですか?
なんだかよく分からない中国株を買いたいですか?
反日なのに通貨スワップをお願いしてくる韓国の株を買いたいですか?
これは、世界中の投資家が考える事であり、日本の投資家だけが考える事ではありません。
その結果、どこに資金が向かうのか?
私は明らかだと思うのですけどね。
確かに、日本にも問題はあるのですが、引き上げた資金はどこかへ向かわせなくてはならないのです。
そこで選ばれるのが日本株である可能性は十分にあると考えているところです。
まあ、ドッと買われる訳ではありませんし、秋は波乱の季節でもあります。
最近の個人投資家は逆張り投資よりも順張り投資に向かっているようですが、勝率を上げ、納得の利幅を得るには、今は逆張りが良いと思いますので、このチャンスを逃さないように注意していきたいものです。
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