おはようございます。

米国株は利上げが有るだ無いだで乱高下となっておりますが、為替もその影響で乱高下で、日本株まで乱高下ですね。

多くのアナリストやエコノミストの予想と同じく、私も9月利上げはないと見ているのですが、多くが無いと見ているだけに、いざ利上げとなればそれなりのショックはあるでしょうね。

相場は多くの予想と違うことが起これば、ショックが出ますから、警戒していないだけに注意は必要ということになるでしょう。

ただし「問題点は単純にそこではないと知って行動できるか」が重要ですが、この点についてはメンバー向けに解説しております。

さて、今日は日経新聞に、経産省が2030年には自動運転の自動車が5台に1台になっていることを目標に、そこから逆算して制度作りに取り組むという記事が出ておりました。

今の技術、これから発展する技術を考えれば、自動運転なんてものはそう難しくないと思いますし、法的な問題さえクリアすれば2030年に5台に1台どころではないと思いますが、法整備が出来なければ1000台に1台も無理ということになるでしょう。

と言いますのは、自動運転の問題点は事故の責任が運転者なのか?それとも自動車メーカーなのか?これをはっきりさせるのが難しいのです。

事故を起こした自動運転車の責任がメーカーにあるとなれば、メーカーは困ってしまいますからね。

まあ、おそらくこれは保険の強制加入もしくは、自動車の販売に際して自動的に保険料が含まれた状態での販売などの形で解決できるとは思いますが、この辺の法整備が整わないと全く先に進めない話であるのです。

頭の良い人たちは解決していってくれると思うのですが、自動運転にはこのほかにも色々大きな変化が付きまといますので、この問題が解決するかどうかは微妙なところなのかもしれません。

といいますのは、自動運転の車が1割にも達すれば、道路はすべて制限速度で走らざるを得なくなりますし、高排気量の車ほど無駄な存在となるはずなのです。

深夜や早朝はともかく、スピードを出して走れる場所はどんどん減って行くはずですから、そうした車を買う人は減るはずですし、売る方も困難となるはずなのです。

法整備さえ進めば自動運転はあっという間に広がりそうですが、既存の自動車メーカーはこの状況を喜ぶのでしょうか?

法整備さえ終えれば、2030年には半分以上が自動運転車・・・。

その位の速度で技術は進んでいるように見えますけどね。

さて、進むかどうかは分かりませんが、時代の流れには逆らえないでしょうし、遅れても最終的には自動運転が主となり、ハンドルを持つ人間はほとんど居なくなってしまうでしょう。

面白味は減りますが、確実に事故は減るでしょうし、快適な世になる事でしょう。

ただ、やっぱりその分仕事は減るのです。

この他にもこれから機械やコンピューターが人間の仕事を奪って行くのですから、人手が足りないだとか騒いでいる内が華であり、この段階で余計なことをしないことです。

人手が足りない内に、人手が余る時代にどうするのかを考えて行かなくてならないと思うところであります。

とりあえず、我々は自動運転ならどの株が騰がる?なんて考えていれば良い程度かと思いますが、国のトップはこうした先の事まで考えて頂かないとなと思うところです。

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