為替は104円付近でありますし、日経平均も17000円台を回復ですね。
上昇と見てガッチリ買っていた訳ではありませんが、基本的に上昇期待で張っておりますので、この動きは非常に嬉しいものであります。
予想通り材料株も動いてきておりますし、まずまずな感じかと。
話によりますと、米はまだ利上げできまいとして、ドル売りに賭けたFX投資家が多かった様ですが、誰でも読める内容で動くのは危険としか言いようがありません。
私も利上げはまだ出来ないと予想しておりますが、それでもドルを売ったり株を売ったりなんてことはしません。
あくまでも、余裕は持たせますが、それでも買える銘柄を探して行動して行くだけです。
結局、誰でも読める行動は、いつも逆手に取られて投げ飛ばされるだけなのです。
例えば、あなたが大金持ちだとして、一般大衆が「売りだ!売りだ!」と騒ぎだしたらどうしますか?
最善の策は売らせつつ買い集めて、売りが途切れて来そうになったら買い上がります。
そうしたら、売っていた一般大衆は最初は抵抗するかもしれませんが、いずれ損失に耐え切れなくなって買い戻します。
そこに利食いの売りを出す。
これで大儲けであります。
これは、私がチャート分析を重要視しない理由にも通じます。
皆が同じような分析結果を出したならば、大金持ちはそれを逆手に取ればよいのです。
一般人が行動の元にするチャート分析のやり方は教科書に書いてあるのですから、一般人が買いたくなるような動きを作ってやればいいし、売りたくなるような動きを作ってやればいいのです。
皆がチャート分析をやり始めたら、間違いなくこれで潰されて終わります。
ですから、もしもチャート分析が今でも効果をもたらしている部分があるとすれば、私の様な人間が逆らっているからとも言えるのです。
私の様な人間までもがチャートに頼ったならば、間違いなく大金持ちの餌食でありましょう。
結局、なんでも思い込んだら負け。
これが相場の世界です。
数字の向こうに居るのは、結局は人であり、心理であるのです。
まあ、心理が働かない様にコンピューターに任せたCTA取引もありますが、根本的な指令を出すのは人間なのです。
ですから、個別の売買に私情は入らないとしても、根本にはやっぱり人が居ると認識して行けば良いと思うのです。
とは言え、いずれCTAが相場を独占する日は来るのでしょうけれどもね・・・。
そして、最終的にはCTA対CTAの戦いで、人間はその戦いを見ては一喜一憂し、どのCTAが強いかに賭ける。
もはや株式投資ではありませんが、そんな時代になるまでは、私の様な人間でも生きて行けそうです。
CTAが何を売買しているか知りませんが、私には大口投資家が何を買っているのか?ファンドがどの銘柄を買い集めているのか?などが分かりますし、まだまだそういう情報が有用な世界であると思っています。
今日はどの銘柄に、どんな思惑で、どんな資金が入っているのか?
こんなことを考えながら行動した方が、強いCTAを探すよりは楽ですからね。
まあ、いずれは私も「お勧めCTA」なんてレポートを書くのかも知れませんが、今はこのままで良いかな?と思っているところです。
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