欧州は安いところが多かったのですが、NYは高かったですし、今日も日本株は悪くない感じかな?と思いながら色々見ていたのですが、問題が無い訳ではありませんね。
最も目を引いたのは中国の石油関連企業の8割減益で、所謂過剰生産がもたらしている中国の問題です。
鉄鋼にしてもそうなのですが、とにかく中国は物を作り過ぎているので、世界の経済成長が鈍化、またはマイナスに至っている主因はこれなのだろうと思うところなのです。
石油関連の投資が焦げ付いているのを減損処理しただけでも大変な事になるはずで、これは爆弾と言えば爆弾であるのですが、共産主義の独裁国家であるのですから、我々の枠をはめて考えても駄目なのです。
ですから、爆弾と言えば爆弾ではあるののですが、その爆弾が爆発する可能性は未知数であるのです。
ただ、確実に爆弾はあるのです。
中国は資源の為なら国際法も何も関係ありませんし、全く本当になんて我が儘な国なのだろうか!と、怒りさえも覚えるところでありますが、そのわがままの根源にあるのは、実は核兵器と独裁国家のセット効果であるとも言えます。
米も我が儘であると言えますが、米は民主主義であり、ある程度の抑制は効きます。
ところが、中国は独裁であり、核兵器の使用は国民が何と言おうと関係ないのです。
共産党が使うと決めれば使えるのです。
独裁と核兵器のセットは実に強力で、北朝鮮が我が儘のやり放題なのは、このセットがあるためです。
北朝鮮なんて潰すのは簡単だ!なんて意見もありますが、最悪の場合は核による自爆もあり得ますからね・・・。
そう簡単に手は出せないのが現実でしょう。
映画の様に、特殊部隊が核施設を制圧するなんてことは、実際には難しい事だと思いますし、このセットがある限り、ある意味では北朝鮮は無敵とも言えます。
中東ではカダフィー政権が世界一の福祉国家を作り上げ、幸せに暮らしていたのですが、結局は欧米に潰されました。
イランはいじめられながらも、国際社会に復帰を果たしましたが、この差はやっぱり核の力ではなかろうかと思うところであります。
核兵器なんての勿論、無い方が良いのですが、その威力は広島・長崎で実証済みでありますし、その力を持った国は強いのです。
核廃絶を!なんて、綺麗ごとではカダフィー政権の二の舞である事は、歴史を見れば明らかであり、核廃絶を訴えるならば、まずは自分も持った上でとした方が、よほど話は進むだろうとも思うところです。
本当に難しい世界になってきましたが、核を持っている限り、中国の我が儘は変わらないのだろうし、日本も徐々に侵略されて行くのではないかと心配しているところです。
国内は平和論者ばかりであり、この流れを止めることはできないのかも知れませんが、いずれ若者はこうした現実に気付き、行動してくれればと願っているところです。
さて、なかなか先の読めない相場ではありますが、基本さえ間違わなければ利益を得るチャンスはしっかりとあります。
特に軟調な相場の時は買いチャンスの銘柄が出てくる可能性が高いので、安い場面こそ注意しながら物色して行けば良いだろうと思うところです。
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