おはようございます。

引き続き米国株は堅調であり、週明けの東京も特に問題なく始まりそうですが、ポケモンGO関連で盛り上がっていた【7974】任天堂はIRを発表し、業績への影響は限定的で上方修正もないとの事であり、任天堂の株価は朝から売り気配でありますね。

元々見ているだけの銘柄であり、参戦する必要もなければ、するつもりもない銘柄でありましたので、あまり興味はないのですが、このタイミングでのIR発表は酷いと言えば酷いですね。

ここまで放置したならば、最後まで放置してやればいいのに・・・とは思いました。

ポケモンGOが話題になるのは最初から分かっている事ですし、混乱を避けたいならば配信前に業績に影響はないと、最初から宣言しておくべきことでもあります。

皆さん売ったり買ったりで、売買代金は7000億円越えで完全にマネーゲームでありましたし、こんなゴールが待っているチキンレースである事は、参加者にとっては常識であったのかとは思いますが、任天堂を持ち越した人にとってはつらい月曜日となりそうです。

ただ、こうした相場はこのまま終わるとも限りません。

買い持ちをしていた投資家も居れば、売り持ちをしていた投資家も居るわけで、下がれば買い戻しもあるからです。

幸い、売り禁止にはなっておらず、売り買いは平等でありましたし、利益も損失も平等と言えば平等でありましょう。

しかし、平等ではないのは売り禁止となった銘柄です。

例えば【7022】サノヤスホールディングスでありますが、これはポケモン関連で買われていた銘柄ですが、上昇して間もなく売り禁止になりましたし、逆日歩が14円まで上昇しており、売り方は踏まれるしか無くなりました。

14円の前にも12円が続きましたし、逆日歩だけでとんでもない損失ですからね。

値下がりで利を得ようという考えは個人的には好きではないのですが、日証金がやっている事は売り方の掃討作戦の様なものでありますし、流石にこの様な行為には賛同しかねます。

まあ、実際は日証金の株券調達能力の欠如であり、要は無能が故に起こっている事とも言えますが、無能が引き起こしている行為とも言えるかと思います。

毎度相場が下がりだすと直ぐに「空売りの方が良いのでは?」と意見を頂いたりするのですが、売りはこうしたリスクが常に伴うものである事を、深く理解しておく必要があります。

一見簡単に儲かりそうでありますし実際に儲かる可能性は高いのでしょうけれども、一回の失敗で全てを失うほどの相場が出てしまうのです。

「買いは家まで売りは命まで」とはよく言ったものです。

空売りは本当の最後に行う手段であり、普段は考えない方が良いとしているのはこうした理由があるからです。

買いで勝てないと直ぐに売りで・・・と考える人が多いのですが、よくよく考えた方が身のためでありましょう。

さて、今週は日銀政策決定会合がありますし、政府の経済対策の発表も近いと言います。

発表の内容やタイミング次第では大荒れも予想されますので、良い環境とは言い難いのですが、確実に材料株が賑わいを見せ始めておりますし、なかなか楽しい一週間になるのかも知れないとも思っています。

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