連騰していた225もやっと一服しそうですね。
きっかけは黒田総裁の過去の談話が今になって発表され、ヘリマネに否定的との見方が広がって売られ・・・。
元々黒田総裁はヘリマネには否定的であり、何故にこの材料に反応したのかさっぱり分かりませんが、可能性があるとすればヘッジファンドが仕掛けの材料として用意した話ではないかと思っているところです。
まあ、連騰でありましたし、このまま上げ続ければ政府も日銀も手を抜く可能性がありますからね。
特に日銀は二日間で金融政策を決めるのですから、株価が上昇していれば急に考えが変わってもおかしくないのです。
マーケットが期待しているから追加緩和、はないと思いますが、マーケットが上昇しているなら少し様子を見ようか・・・はあると思うので、日銀政策決定会合前に上昇し過ぎるのは良くないですね。
ただ、今の上昇が既に行き過ぎているのか?となりますと、225のEPS14倍水準割れの状態が続いておりますし、今のところは未だ買われ過ぎている感じはありません。
連騰しているから怖いだけであり、値位置的には全く怖くないと考えてよいと思うところです。
他にもいろいろ語りたいことがありますが、詳しくはメンバー向けのレポートをご覧ください。
ところで、昨日は悲報がありました。
私の尊敬する投資家である、竹田和平氏が亡くなられました。
約束は必要ですが、来客には金貨をプレゼントしてくれる有名な大口投資家で、私も一度会うお約束までしていたのですが、運悪く伺う事が出来ず、結局お会いする機会を得られないまま亡くなられてしまいました。
この世で言葉を交わすことは叶わなかったのが残念でなりませんが、本当に素晴らしい投資家で、基本は長期投資でありました。
晩年はあまり多くの銘柄は持っておられなかった様ですが、とにかく記憶に残っているのは、3000円ぐらいで買った株が500円ぐらいまで下落して低迷していたのですが、結局業績が良くなって10000円以上に値上がりして売り抜けた事です。
あの時は、投資家とはこうあるべきだと、心の底から尊敬した次第でありました。
和平氏のご冥福をお祈り申し上げたいと思います。
この様な事もありまして、私が扱う銘柄は仕手株が多いのも事実ではありますが、情報がなくとも良いと思った銘柄は押し目買い方針で推奨することがあります。
例えば、7月8日280円から推奨した【1815】鉄建は、この二週間で高値383円までありましたが、未だ継続中です。
任天堂には乗れておりませんが、発掘銘柄でもそれなりに利益は出てくるものですし、売買高がトップに居るような銘柄は何があってもおかしくないので、見ているだけの方が好きであり、私はちょっと真ん中からはずれたような銘柄が好きなのです。
株をやらない人間までもが、「任天堂騰がってるねー」なんて言うのですからね・・・。
要は猫も杓子も参加している様な銘柄には興味がないのです。
プロはプロらしい銘柄を扱いたいですからね。
さて、今日は軟調なスタートとなりそうですが、皆様はどうしますか?
私なら・・・。
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