米国株に大きな動きはありませんでしたし、今日は流石に上昇一服かと思える日経平均ですが、意外と大幅に上昇してしまう可能性もあると認識しておくと良いでしょう。
ただ、経済対策への期待が中心となっての相場であるとは思うのですが、外資を中心にヘリコプターマネーに対する期待が高まっているとかで、通称として「ヘリマネ」なる言葉まで出て来ました。
漢字を当てると「減リマネ」になるので、マネーが減りそうで嫌ですが、これまで失敗を続けてきた日銀に更に追加緩和の期待をするのは如何なものかであります。
現状としてはこれ以上の追加緩和は出来ないでしょうが、期待でどこまで買われるかはよくよく観察して行かなくてはならないと思うところです。
如何なものか?と言えば、宮内庁の発表もどうかと思って見ておりました。
天皇陛下が高齢や、体調不良などを理由に退位したいと、5年も前から漏らされていると報道があり、それを真っ向から否定。
法律上そう言わなくてはならないのかも知れませんが、この件から見て取れるのは、報道がまた嘘をまき散らしているか、宮内庁が嘘をついているかであります。
宮内庁に関しては善意であると思いますが、善意なら嘘も良しなのでしょうか?
法律上退位は出来ないなら、法律を変えれば良いし、82歳の陛下をもう少し心遣いしても良いのではないか?
情報をリークして国民の反応を見たいのかも知れませんが、客観的に見て陛下は隠居すべき年齢であると思いますし、退位できるように迅速に環境を整えるべきと思うところです。
さて、これも如何なものか?ですが、最近株式市場の話題になっているのは米国で流行っているポケモンのゲーム関連株の上昇です。
そこで、私もどんな銘柄が騰がっているのかと思って見てみたのですが、その中の一つに「アキレス」がありました。
所謂靴屋さんで、スニーカーなどが中心商品だと思いますが、何故にスニーカー屋がポケモン!?と思って調べてみたのですが、このゲームは街を歩き回ってポケモンを捕まえなくてはならないのと、手に入れた卵を孵化させるのにも歩き回らなくてはならないとの事で、歩き回れば靴底が減り、スニーカーが売れると・・・。
まあ、経済の波及効果であるとは思いますが、株価が急騰するほどの売り上げ増が期待できるのでしょうか?
米国ではこのゲームを利用した商売をしたいと、色々な企業が参入しようとしている様で、「ポケコノミー」(Pokeconomy)なる言葉が出現したそうですが、儲けるのは広告系であろうし、靴屋ではないと思うのです。
本当にバカバカしい連想で株価が動いており、ちょっと笑えますが、実はこれが兜町と言う街です。
こんな動きを見ていると、本来のパワーが戻りつつあるのかな?と、少しワクワクしてきているところです。
今のところ、多くの材料株は今回の急落で傷つき、なかなか戻れない状態でありますが、これは多くの投資家が敗退して行ったのですから、仕方がないと言えば仕方がないことです。
ただ、ある意味では如何なものか?と思える連想ゲームでありますが、兜町的には「アリ」なのです。
これまでもくだらない連想ゲームは沢山ありましたが、この連想ゲームこそが本来の兜町の原動力であります。
まあ、先回りは難しいですし、それが行くならこれもだろう?ってやっても上手く行かない事が多いのですが、この精度を上げるためには情報が必要であるのです。
その情報とは、大口の資金がどの銘柄に入ってきているか?です。
ここが分かると、株はもっと面白くなるのですが、これを提供できるところはそう多くはありません。
探せば必ず良いところはあるはずですので、よくよく探してみる事です。
こんな情報を持って売買している投資家は、持っていない投資家から見れば「如何なものか?」になってしまうのでしょうけれどもね・・・。
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