おはようございます、まずはランキングをご覧ください。

相変わらず英国のEU離脱問題が報道されておりますし、引き続き混乱が続いている様ですが、見ての通り株価の混乱は開票当日のみで、後は戻り歩調となっております。

このまま元に戻れるとは思いませんが、実際の離脱は早くて2年後ですし、交渉は9月からの様ですから、目先は売り過ぎた分の修正でありましょうか。

迷惑な話ではありますが、本当に落ち着くまでは今しばらく時間が必要でありましょう。

しかし、今回の離脱騒ぎで大荒れのマーケットでありましたが、一番荒れていなかったのがイギリス株・・・。

ポンドが急落はありましたが、株価は離脱勝利直後の急落分は戻してしまっていますからね。

日本株はすっかり居所が変わってしまって、もはや17000円なんて遠い夢になってしまった感じですから、これに比べれば相当凄い戻りだと言えます。

冷静に考えて、EUから独立したとして、関税が設けられる訳ですが、ポンドが安ければ輸出には困らないのです。

まあ、輸入物価は上昇しますが、そもそも英国の産業の中心はシティの金融産業でありますし、これがEU離脱で揺らぐ可能性は低いのです。

多くのアナリストがイギリスの経済が減速すると伝えておりますが、実際はそれ程でもないように思うところでありますし、それは株価が示す通りなのではないかと思うところです。

ところで、この離脱騒ぎが他国にも広がるのではないか?との懸念がありますし、私もその可能性は考えているところですが、実際にイギリスが離脱出来るのはEUに在りながらユーロを採用していなかったからでしょう。

イタリアやフランスもEUに対する不満が強いそうですが、既にユーロを採用してしまっているので、もはや逃げられないのが現状ではないかと思うところです。

既にEUが各国の国債を買っている状態であり、脱退となっても資産の分配が不可能な状況なので、実質的にユーロを採用している国はEUと運命を共にするしかないと思われます。

実際のところ、欠陥が多いEUから離脱出来るイギリスが羨ましいが故に、EU側は結構きつく注文を付けているのかも知れません。

ただ、きつく当たることによって世論の巻き返しを促し、残留へ誘導しようとしている可能性もありそうです。

メディアはどこもかしこも離脱は不利だとしか伝えていませんからね。

米もそうですが、世界のグローバル化は既に行き詰まり、時代は反グローバルに動いてきているのです。

面白くないのは投資マネーであり、そうしたマネーに支配されるメディアはグローバルを推進しようとするのが当たり前と言えば当たり前ですが、とにかく世界が複雑で読み難い世になったなと思います。

グローバルと、反グローバルのどちらが勝利するのかは分かりませんが、メディアの言う事はそこそこに聞いておかないと、本当にひどい間違いを犯してしまう可能性があります。

今回の国民投票も、残留が勝利すると、誰も疑わない様な報道内容でしたからね。

この報道がもう少しまともであったならば、あそこまで相場は荒れなかったと思うところです。

言いたいことは他にも沢山ありますが、目的は投機で利益を得る事であり、「読み難くなった」は言い訳にはなりません。

それでも利を得られるように精進し続けるのが私の仕事ですからね。

とりあえず、24日の急落場面で買い推奨した225関連は今日から本格的に利食いを入れ始めました。

相場は225中心から材料株中心へと移行すると読んでおり、ここまで戻った225を持ち続ける理由がないからです。

ここから、どう考えても材料株の方が面白いですし、利益が出るようになるはずなのです。

例えば、そうですね・・・この大荒れの中で堅調に推移していた37??は結構良い感じだと思います。

大人しいうちにコツコツ拾って本格的上昇を待ちたいところです。

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