欧米株が落ち着いておりますし、225先物は上昇となっておりますので、今日も東京株式市場は上昇でのスタートとなりそうですね。
先週末の急落分が埋まるにはまだまだですが、15500円どころを回復してきますと一服出来そうな感じはしますし、今日は一服できるような一日になりそうな感じはしております。
さて、先週の急落でありますが、命名すれば「英国民離脱選択ショック」でありましょうか。
いざ選択したは良いが、実は後悔している・・・なんて報道もありますが、元々5割前後の争いでありますので、報道は何とでも好きなようにできます。
真実がどうであるかを知る由はありませんが、過半数を選択する民主主義とはこれほどまでに恐ろしいものかと思わされたイベントでありました。
ゴミ置き場をどこにするのか?位で争うならば、負けても仕方ないと諦めるしかないと思いますが、EU残留か、離脱かは、まともに生活に影響してきますからね。
こういう大事な事は、もっと議論を尽くして決めて行くべきことと思うところでありますし、いくら過半数でも即座に決定すべきではないと思うところです。
せめて決まったからには潔くであるならば、見ていても気持ちいいのですけど、未練たらたらの報道ですから、見ている方も不安になってしまいますが、こんな時に我々個人投資家はどうすれば良いのでしょうか?
新聞記事が絶対的に正しいとは思いませんが、今回の離脱選択で円高ポンド安を予想した個人投資家は円を買う動き(ポンドやユーロ、ドルを売る)に出たようです。
これに伴い、円高と日本株安をセットで売買するヘッジファンドが勢い付き、先週末の急落が出たのだと思いますが、下げ幅はリーマンショック超えだそうで、いくらなんでもやり過ぎだろうと思いましたが、こんな極端な動きが出るのは東証が世界の潮流だとして招き入れたCTA取引の影響が大きかったと言えるでしょう。
CTA取引は、人の心理など無視して理論値に向けて自動で売買を繰り返すモンスターのようなもので、今の株式市場はこのモンスターに占拠されている状態であります。
少し前まではモンスターVS個人投資家だったのですが、いまやモンスターVSモンスターであり、我々はゴジラ対ガメラの戦いに無理やり参戦する自衛隊みたいな感じになってしまっております。
こんな戦いでは自衛隊は潰されるだけで戦果は挙げられなくても仕方がありませんね。
ただ、足元に戦車で突撃するからだめなのであり、遠くから戦局を見極めながら的確に遠距離攻撃を仕掛ければ、それ程被害は出ないものですし、戦果も挙げられるというものです。
先週末の急落時、24日の13時頃でしたでしょうか。
この下げはチャンスであり、買いに行くべき局面だとし、225先物、【1570】日経平均レバレッジ上場投信、【1579】日経平均ブル2倍上場投信など、225関連の購入をレポートしました。
そんなこと言われても、買いに行くカネは?と言われそうですが、前日までの上昇を予想して買っていた分を利食いし、国民投票の結果を見極めましょうとしておりましたので、余裕はあったと思うのです。
特に今月は危険な相場だとし、現物の範囲は出ないようにと、連日のようにレポートしておりましたので、実際にここまで酷い相場でありましたが、被害どころか利益を確保しているメンバーもいます。
まあ、材料株でマイナスになっているメンバーも居るのですが、戻る可能性が高いですし、急落局面で売らされていなければ問題は無いのです。
材料株がお休みしている間に225で利益を出せれば、それはそれで良いと判断すべきでありますからね。
この様な状況でありますが、今日は急落場面で買った225も少し利食いして行きましょうとレポートしました。
後は利食いした分をどこに回して行くべきかでありますが、押し目の材料株、再度225の押し目・・・。
作戦は多岐にわたりますが、その辺りはメンバー限定にレポートして行きますので、レポートを参考に利益を目指して行って頂ければと思います。
もし、今回の急落で上手く立ち回れなかったとしても、経験は必ず糧となります。
酷い相場を経験すればするほどに、得られる利益は大きくなって行くというものです。
「いかなる経験も、必ず糧にして行く」
この姿勢さえあればこの世界で成功することが出来るだろうと思うところです。
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