またも日本株が標的の売り仕掛けの様な相場となっておりますね。
今回の震源地は、間違いなく英EU離脱問題であり、確かに影響はあると思うところですが、世界一株価が下がる道理はないのです。
しかし、現実に世界一株価が下がっている訳で、これはいったいどうした事か!?となるのですが、個人投資家の割合が低水準で、外資が売買の主となっているので、外資のやりたいように相場が形成されているからとしか言いようがありません。
そうした方向へ誘導して来た東証の責任は重いと言わざるを得ませんが、こうして恐怖を味わう度に個人投資家は減り続け、ますます外資の思惑通りの相場になって行くのです。
東証は個人が死滅しても外資が売買してくれれば儲かりますので、これからも個人投資家には厳しい環境が続くと思います。
しかし、先行きさえ読めれば、東証に殺されずに利を求めて活動することは可能でしょう。
ここで大事なポイントとなる事を書いて行きます。
まず、日・米・欧・中は金融緩和で市場に巨額のマネーを供給した状態で、今尚相場の世界にはジャブジャブのマネーが溢れかえっている状態です。
あっちも悪い、こっちも悪いと言いつつも、この2か月ぐらいで一番上昇しているのはブラジル株でありますし、原油価格もそれなりに上昇しております。
新たな需要、もしくは減産がなければ原油価格は上昇しないと見て良いと思いますが、ジャブジャブのマネーが向かえば状況は一変しますし、既に一変している状況であるとも言えます。
目立って報道はありませんが、くだらない報道の陰にはこんな事実もあるのです。
くだらないと言えば舛添叩きですが、その陰で甘利氏が政治活動を再開しております。
全くいつのまにやら・・・でありますが、どのチャンネルも舛添一色でありますからね。
こうした報道過熱は大抵何かを隠そうとしている時に起こるのですが、甘利隠しにしては大げさの様な気もしますが、アベノミクスの失敗隠しなら見合いますかね?
日銀頼みで緩和緩和と来て、マイナス金利まで導入したが、結局貸し出しは増えず、デフレも脱却できず、三菱UFJからは特別資格を返上され、市場には国債が消滅状態で利率は低下しているが、買い物が多いのではなく、売り物がないだけとも言われます。
本当にこれは大問題であり、日銀、政府は共に問題解決に取り組まなくてはならないのですが、どうもやる気はなさそうですので、時間稼ぎも含めて都合の良いのが舛添問題でしょう。
ただ、この他にも怪しげな問題はあります。
例えば電通が五輪招致に絡んで不正を働いていたとの噂があり、これを隠すための報道過熱・・・ありそうな気がしますね。
また、パナマ文書に絡んだ問題を掘り下げられたくない思惑・・・これもありそうな感じがします。
結局、今の世は問題だらけであり、舛添氏は丁度良い生贄になってしまったのかも知れませんね。
気の毒と言えば気の毒ですが、自身の人間性が招いた結果であるとも言えます。
まあ、何にしても相場はそろそろ落ち着いて欲しいなと思うところです。
材料株はそれなりに動いてくると思いますが、あまりに全体がしょんぼりしていると、やりようがなくなります。
ただ、いつまでも売られていると思ったら大間違い。
必ず買い転換して来るタイミングは来るのです。
ですから、こうして弱い時にこそ強気で観察して行く必要があるのです。
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