昨日、安倍総理は消費税増税の2年半の延期を正式に決定しました。
日本の経済成長は、消費税を8%に増税した瞬間から失われたのは明白な事実でありますし、この判断は正しいと言えます。
ただ何度も繰り返しますが、延期ではなく「凍結」にしないと効果はありません。
期限を区切っての延期で誰が消費を増やそうと思うでしょうか?
本当に経済を立て直し、成長を実現したいのであれば、消費税は減税するべきなのです。
ですが、結局はこの2年半の延期だけでありますので、株価は織り込み済みで無反応。
今の政治では最低限の事しか出来ないと、相場に見切られている状況とも言えそうです。
後は補正予算の規模がどうなるかでありますが、事前に10兆円から20兆円なんて話が出ておりますし、これだけ情報が先行している状態で、どれ程のサプライズがあるのでしょうか。
半端な数字が出れば失望で売られかねませんし、情報のバラマキも善し悪しだなと思うところですが、こんな状態だからこそ東証一部は盛り上がりに欠け、閑散相場なのです。
まあ、世界的にも米の利上げ時期を見極めたい状況であり、閑散相場は東京に限った事ではないのですけどね・・・。
それにしても、日本は消費税増税という愚行の為におかしくなっているのですから、処方箋はそれ程難しい事ではないのです。
世界が様子見でも、さっさと立ち直ることも出来るはずなのですが、まずは国民、その前に投資家が気付いて行かなくてはならないと思うところです。
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