上昇機会が得られない日経平均の代わりに【4565】そーせいが中心となって新興市場が盛り上がっていたのですが、同社の決算発表を機に売り仕掛けが入って値崩れとなり、これが材料株全体に影響を及ぼしている状態であります。
結局、この様な状況でありますので、本日も材料株は【4565】そーせい次第であると言えますが、影響されていない銘柄もいくつかあります。
推奨銘柄からは1100円台から買っている【6050】イーガーディアンが1700円台で堅調に取引されておりましたし、【6264】マルマエは推奨翌日にS高でありました。
この他にも特筆したい銘柄もあるのですが、悪い銘柄ばかりではないという事は知っておいて欲しいと思うところです。
確かに材料株は【4565】そーせい次第ではあるのですが、委縮したままでは利益は取れないのです。
やるものがなくなれば売りも考えますが、今は買われる可能性が高い銘柄を見つけて買って行く方が得策だと思います。
稼げる内に稼いで、来るべき危機に備えて行きましょう。
ところで、消費税増税は延期すべきとの話もあったのですが、政府与党は予定通り引き上げて、悪影響を20兆円の財政出動でカバーする案が出てきました。
残念な事でありますが、消費税を上げたら個人消費が拡大する可能性はなくなります。
どこまでも愚かと言うか鬼と言うかでありますが、もはや、やらせるしかないとも思うようになりました。
どうなるかは目に見えているのですが、やればどれだけ愚かだったかは、直ぐに分かる事でしょう。
財政出動と増税の悪影響がどの様に企業業績に影響を与えるのかは読み難いのですが、個人消費が伸びるはずがないので、買われた内需系企業の一部は売りの標的になるかも知れません。
まあ、今のところまだ流動的ですし、今から行動するのは早すぎるのですが、心の準備はしておくべきかと思うところです。
そう言えば、黒田総裁が会見で「追加緩和は躊躇なく」などと言っておりましたが、これ以上国債の買取を強化すれば、あっという間に国債が市場から消えますし、マイナス金利の導入後もGDPは思わしくないですし、為替も安定的とは言えません。
リップサービスに余念はない様ですが、日銀には手駒が残っていないと見るべきでしょう。
将棋でいう「歩」ぐらいは残っているのかも知れませんが、盤面をひっくり返すほどではないでしょう。
政府も酷いですし、今のところは期待薄と言わざるを得ません。
いずれ大変な事態が起こる可能性は常に持っておくべきである事は忘れないようにしたいものです。
足元はそれなりに儲かっている相場でありますが、調子に乗り過ぎては怖いと覚えておいてください。
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