おはようございます。

為替政策に関する日米の応酬が続きますが、結局のところ身動きが取れないのが現状という事でしょう。

何かやれるとしてもサミット後でしょうし、しばらくは大きな動きはないと思って良いように思います。

為替が動き難い以上、輸出関連株が大きく動く可能性は低いのですから、当面は内需株となるのですが、景気は良くありません。

政府は消費税増税の延期で何とかなると考えているのでしょうかね?

凍結ならば効果が少しはあるように思いますが、延期では委縮が続くだけで消費に安心感は出てきません。

大胆な政策が出てこない事にはどうにならないとも言えますが、何にしても為替はやり難いのですから、内需株が中心という事になるでしょう。

さて、この内需株の中にバイオも含まれますが、既に相場が出てしまっておりますし、「バイオ相場はもう終わった」との意見も多く目にします。

しかし、私はバイオ相場は終わっていないと見ております。

全てのバイオとは言いませんが、これから上昇して行くであろう期待できる銘柄はいくつかあるのです。

今は次のバイオ相場に向かう過程のお休み期間であり、ここでどう行動するかが重要であろうと思うところであるのです。

まあ、基本的にバイオ関連企業のやっている事が素晴らしいとか、これで我々の健康が増進されるとか、生活が豊かになるなんて夢は持っていません。

素晴らしい新薬だと言いながらも、その陰にある闇は相当なものでありますし、新薬の陰で財政負担が恐ろしい位に膨れ上がります。

「病気は薬で完治する!」この幻想こそが根本的問題であるのですが、株価もまた幻想と言えば幻想であり、相性は良いのです。

私が注目しているのはこの相性であり、新薬へ対する期待ではない事を断言しておきますが、とにかくこの「夢×夢」が、バイオ相場の魅力と考えて頂ければ良いのではないかと思います。

ちなみに、夢の対義語は現実でありますが、この現実とは決算であります。

特にバイオベンチャーは夢に依存しているので、大概は決算が良くありません。

決算発表シーズンは大荒れになる事が多いので、注意が必要となりますが、今は大体決算も出そろい、良い感じで荒れている銘柄がありますので、その中でも良いものを探して買って行けば良いだろうと考えているところです。

では、またお会い致しましょう。

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