18日に国内GDPが発表されるのですが、うるう年効果でかさ上げされているとは言え、マイナス成長である可能性は非常に高そうです。
何度も書いてきておりますが、日本は輸出依存度が低い国ですので、最も大事にすべきは個人消費であるのです。
確かにインバウンド消費は外貨獲得の機会でありますし、輸出もまたそれなりに重要とは思いますが、何にもまして個人消費が大事なのです。
しかし、これを腰折れさせたのは、どう考えても消費税増税であり、これは宮沢内閣、橋本内閣、野田内閣と、間違いに気づきつつも強欲な財務省に推し進められた愚策であるのです。
橋本内閣の失敗までは、国民は何とか織り込んできましたが、野田内閣の失敗までは、どうしても織り込めない様で、安倍総理は更なる消費税増税は延期するとはしましたが、凍結までには至っておりませんし、このダメージからはそう簡単に抜け出せそうもありません。
おそらく、GDPはマイナス成長でリセッション入りはほぼ確実だと思いますし、原因は消費税増税であるので、これを撤回すれば良いし、財源は他へ求めればよいだけなのですが、対策は増税延期と追加の経済対策となりそうです。
とりあえず、増税延期は織り込み済みでしょうし、今のところは全て想定内でしょう。
後はサミットへ向けて何かしらのサプライズがあるはずですが、消費税減税が一番手っ取り早いし、確実な景気対策なのですけどね。
しかしまあ、民進党は酷いですね・・・。
前身の民主党が消費税増税を可決し、これが日本経済を苦しめているというのに、増税延期を決めた安倍首相に対して退陣要求。
いったい何の冗談なのでしょうか?
こんな簡単な問題で右往左往しているべきではないのに、報道は舛添叩き一色で、これで何を隠そうというのか。
まあ、隠したいものは沢山あると思いますが、こうした工作で目をくらませないようにしたいものですね。
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