「追加緩和しなければ、こいつの首を切るぞ!」こんな感じの東京株式市場でありますが、日銀はこの脅しにどう応えるのでしょうかね。
経済界からは追加緩和反対の声明が出ておりますし、追加緩和なんて喜ぶのは相場関係者だけです。
特に今回はマーケットを人質にしているヘッジファンドが追加緩和を求めているだけとも言える訳で、人質立て籠もり犯は射殺でも良いと思うのですけどね。
確かに何もしない訳には行かない程に個人消費が落ち込んでおりますし、景気も良くはありません。
ですから、何かしなくてはならないのですが、日銀が何かしたからといって我々個人の財布が潤うはずもないのです。
ここで動くべきは日銀ではなく、政府なのです。
しかし、出てくる政策は微妙なものばかりですし、今後に望みは繋いでいる状態ではありますが、流石に不安ではあります。
せめて日銀と共に大胆にやってくれれば効果もあろうかとは思うのですけどね・・・。
色々考えているのでしょうけれども、これほど個人消費が落ち込んでいるのは、明らかに消費税増税なのですから、これを減税すれば万事解決なのですが、官僚も政治家も国民を奴隷位にしか思っていないのでしょうね。
とにかくこの奴隷支配が続くのでしょうし、この路線が変わらない事を前提に相場を予想して行くしかないのですが、日銀は追加緩和はやるでしょう。
ただ、問題はその規模です。
大胆であればかなり買われる可能性があると言えますが、今日は企業決算が相次ぎ300社超が発表すると聞いておりますが、業績の下方修正が相次ぐはずですし、225のEPS低下は避けられないでしょう。
現在、買われ過ぎの目安となる16倍超まで買われている状態であります。
追加緩和によってEPSの上昇が見込めるならば良いのですが、さてさてそこまで見通せるような内容で発表されますでしょうか。
あらゆる可能性を否定しませんが、あまりに多様過ぎて予想が出来ない状態です。
今の気分は、20連荘位した後に1000回転位しているパチンコ台に座って、また連荘するかな?なんて考えている様なものです。
要するに、何も分からない状態であります。
本当に困ったものでありますが、こんな感じでありますので、今はただただ発表を待つしかありません。
ところで、最近の発表時のマーケットの反応ですが、えらく乱高下しますよね・・・。
これは、声明文をコンピューターが自動で単語を仕分けしてネガティブか、ポジティブかを判断して投資判断を下して売買しているらしいのです。
ですから、本来そこまでの動きはないはずなのに、大きな動きが出たりするようなのです。
全く困った話でありますが、落ち着けば想像できる範囲に相場は戻ってきますので、とにかく発表直後の動きには惑わされない事です。
ただ、持ち過ぎた状態で発表を迎えれば、間違いなく振り回されますので、下手に賭けに行かず、余裕を持たせておくことこそが、この局面で有効な手段であると思うところです。
さてさて今日はどんな相場になるのでしょうね。
なんだかんだと言っても、結局は材料株で良いと思うのですけどね・・・。
近々良い報告が出来ると思います。
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