米国株に大きな動きはありませんでしたし、日本株にも大きな動きはありませんでしたが、FOMC、日銀政策決定会合、重要指標など、今週は重要イベントウィークでありますから、動けなくて当然です。
ただ、日本株はここ2週間ぐらいで異常なまでに買われてきておりましたが、これは日銀の追加緩和に期待したものであり、よほどの内容で追加緩和でもしない限り、出尽くしとなってしまうように思いますが、どんな内容で出てくるのかを予想するのは困難であります。
予想が困難ならどうすべきなのか?
ベタな対応ではありますが、困難な時は休めば良いのです。
我々はプロの機関投資家などとは違い、休む権利があるのですから、この休む権利を堂々と行使すれば良いだけなのです。
別に毎日何かをやらなくてはならない訳ではありませんし、分からないと思ったら休む!これに尽きるでしょう。
特に今回は相場が上昇した後の場面でありますから、利益を出して売却出来たり、ロスカットの幅が小さく済んだりする状況でありますので、上手く調整して余裕を持たせるのはそれ程難しい事ではありません。
まあ、全て現金にしてお休みではやり過ぎだと思いますけどね・・・。
それでも、満タンで様子見するよりは、現金のみの方が良いかとは思うところです。
とにかく、ここは無理する場面ではない。
これが私の投資判断です。
さて、様子見で暇なので色々見ているのですが、三菱自動車は酷いですね。
大手がこんなのでは日本人として恥ずかしくてしょうがないです。
とは言えこの自動車不正事件でありますが、前科2犯の常習者を放置している国も国でどうかしていると思うところです。
今度出てきたのは25年間の燃費改ざん・・・。
この件でも思う事ですが、事件発生で空売りを停止するのはいかがなものでしょう?
持っていた人は売却できるとしても、これでは損が確定するだけでしかありません。
また、とりあえずは売りたいが、いずれ戻るだろうし株は残したい・・・というニーズもありますし、単純に空売りで取りたいというニーズもあるでしょう。
確かにこの局面で、信用取引で資金の何倍も売るのはどうかと思いますが、担保掛目100%ならば、公平性があるというものです。
投機資金も入り難くなりますし、空売り全停止は行き過ぎた措置と思うところです。
SNSの時代ですし、グループ企業が助けに入っても共倒れの危険性すらありますからね。
そもそも日本には自動車会社が多すぎる訳ですし、淘汰の波が遂に襲ってきたという事でしょうか。
売れる状態なら売りたいところですが、簡単には儲けさせてくれませんね。
東証はどこを向いて動いているのやらですが、こんなリスクもあると認識し、株はいくつかに分散しておくことが重要という事になります。
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